ミクスマホ

先日、初音ミクとコラボレーションしたNTTドコモスマートフォンXperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E」を手に入れた。39000台限定で発売されたうち、10000台がネットでの抽選先行予約の対象となり、8月30日〜9月3日まで応募を受け付けていた。8月31日にたまたまネットでこのスマホの情報を知った自分は、翌日9月1日に抽選に応募。9月4日に当選を伝えるメールが届き、9月18日の発売から3日後の9月21日に近所のドコモショップで購入したというのが、今回の経緯である。それまでスマホを買うつもりは全くなかったのだが、「ミクとコラボ」というただ1点に惹かれ、SO-04Eという機種の機能等には何ら理解を深めないまま、購入に踏み切った。本体価格は84410円(税込)と非常に高価(ACアダプタ、契約事務手数料等を全て含めると93000円超。これに9月分の通信料や課金も含めると97000円超でほぼ10万円という有り様)だったが、店員が「分割払いでよろしいですか?」と勧めてきたのを一蹴し、一括払いで支払った。


世間では「ミクスマホ」「ミクスペリア」等と呼ばれているが、自分はこの端末を「携帯電話」として使うつもりはない。今までのFOMAケータイは契約を変えずに引き続き電話とメールを利用しつつ、回線を増設してこの端末をXi(クロッシィ)契約(「Xiデータプラン フラット にねん」)でデータ通信専用で利用するという形態にしている(新規回線のため、今まで10年間ドコモを使っているが本体割引は一切なし。もったいない)。いわゆる2台持ちというやつだ。従って、この端末では電話は出来ない。個人情報をネットに垂れ流しかねないスマホに電話帳を移す危険行為は自分にはどうしてもマネ出来なかったし、スマホのspモードでメールをするのは色々面倒そうなので使う気がしなかった。電話機ではないので、「スマート『フォン』」ではないことになる。そのため、自分ではこの端末のことを「ミク端末」、略して「ミクタン」と呼ぶことにした。これは暫定的な名称なので、まだ決定ではない。まあ、それはどうでもいいことだ。自分はミクタンを、①メディアストレージ&ビューア(写真や音楽、動画を持ち歩き再生するためのツール)、②ライフロガーガジェット(運動や移動、食事等の「ライフログ」のデータを記録・集積するためのツール)の2つの目的のために使うつもりでいる。前から、こうした用途でPDA的なもの(iPod touchとか)を欲しいと思っていたのだが、高機能化が進んだスマホがその役割を果たせることから、今回この端末をそうした用途での利用に供する目的で購入したのである。ただし、ネット利用はほとんどしないつもりなので、そのうちXiを解約して、Wi-Fi(無線LAN)でのみネット接続するようにしようと思っている。Xiにしたのは、抽選購入の条件が「Xiで契約すること」だったからに過ぎない。今のところ、明確な利用スタイルが確立されていないため、契約時に無理矢理くっつけられた月額課金アプリをことごとく解約をした以外はほとんど操作せず、机の上にほったらかしている。放置状態で3日間充電しなくてもまだ半分もバッテリーが残っている[後日注:丸1週間放置しても3%残った]のには感心したが、PCともケータイとも異なるアプリ中心のインターフェースの使いづらさにまだ馴染めず、あまりいじる気になれない。グーグルグラスのほうがはるかに直感的に操作できるに違いない。ソニーでもオリンパスでもいいから、早く眼鏡型ウェアラブル端末を一般に発売して欲しいものだ。ミクへの愛着から衝動的に買ってしまったが、真価を発揮出来ずもてあましているというのが現状である。週末のまとまった時間を使って、これからのミクタンとの付き合い方をきちんと考えていきたい。







↑契約時に色々もらった。ドコモダケのボールペンは気色悪くて使う気がしない。4本も押しつけるなんて、迷惑極まりない。

↑液晶保護シールは購入直後に貼り付けたが、シリコンケース、ハードケース等は着けるつもりはない。背面の絵柄を隠してしまっては意味がないため。落っことしたりすることのないよう、移動時にはカバン等に入れて厳重に保護するつもりだ。

(65分)