初雪2014

金曜日の今日は、午後から市内の平野部で今冬の初雪が降り始めた。そして、夜20時半までに5cm以上も積もった。雪の予報であることは当然承知していたが、まだ前兆の雷(雪おろし)も鳴っていなかったので、まさか初雪がこれほど積もるとは全く予想していなかった。せいぜい、1、2cm積もる程度だろうと思っていたので、職場で刻一刻と白く変化していく窓の外の景色を見ながら色々と慌ててた。雪対策の準備が整っていなかったからだ。車に雪かき用のブラシとスコップを積んでいなかったし、長靴も履いてこなかった。不意打ちを食らうとは、まさにこのことだった。





20時半、職場の駐車場で雪を被ったアクセラを見て一つ溜息をついた。これは車を出すのに少々骨が折れそうだ。やれやれと思いつつ、車のエンジンを掛けてから、手袋をはめた手でボンネットの雪をかき落とし始めた。すると、たまたま近くにいた元上司がそれを見かねてブラシを持って駆け付けてくれた。そのおかげですぐに雪かきを済ませることが出来て、本当に助かった。週明けにきちんとお礼をしなければならないだろう。家までの帰り道は、5年目のスタッドレスタイヤの性能テストも兼ねて、慎重に運転した。雪道を走るのは、8ヶ月ぶりだったので緊張した。でも不思議なもので、雪が降ると、自然に「雪国人」のスイッチが入るらしく、運転の仕方もそれに合わせたものに変化した。習慣というのは、便利に出来ているものである。家に近づくにつれて振り方も激しくなり、積雪も増えていったので、轍を踏み外さないようにゆっくり走った。21時に帰宅。無事家にたどり着いた安心感から、急に空腹感が襲ってきて、夕飯はいつもより多めに食べてしまった。今日の反省に立って、明日は冬支度を整える1日にしたいと思う。

(40分、12/6)