昨日の夜から赤倉の合宿所に泊まってスキーをしている。つくばの課長と一緒なのは毎度お馴染みの光景である。つくば組は３名でいずれもおじさん。そこに自分が加わっている(あるいは巻き込まれた)という格好だ。課長とは１月にもやはり赤倉でスキーをしている。もはや腐れ縁とでも言うべき関係だが、前回は今後の進路を決定付ける貴重な助言をもらったので感謝もしている。
今日は４人でAKAKANに行き丸1日滑った。前夜から今朝にかけて40cmも新雪が積もったので、ゲレンデのコンディションは最高。久しぶりに味わうパウダースノーの滑り心地は格別だった。自分がいつもとは別人のようにイメージ通りに滑れたので、急に上達したような気がして、1本目の滑りでは、いつも辛口のコメントしか言わない課長さえも「上手くなったじゃん」と目を丸くされた。そこで先々週スキースクールを受けたことを話して、それが理由ではないかと話したのだが、やっぱり原因は雪質がよかったことだったようだ。晴天で太陽が雪を溶かして行くにつれ、いく分斜滑降気味になってしまい、自分があんまり変わっていないことが露になってしまった。とはいえ、ここ1ヶ月ザラメ雪のゲレンデばかりだったことを考えれば、少しずつ溶けたにしても雪質はやはり良好で、風がまいあげる雪の粒のきらめきも美しく感じた。３月にこれほどのまとまった量の新雪が積もることは珍しいので、目一杯滑って楽しみたかったのだが、14時半ごろから濃密なガスが急速に広がり何も見えない状態になってしまった。太陽も隠れ、日差しが届かなくなったことで気温も急低下した。20m先も見えない中ではとてもまともに滑ることなどできない。仕方ないので早目に撤収することにして、駐車場まで這う這うの体でゆっくり滑り降りた。いくら慣れたゲレンデとは言え、何も見えない中を滑るのは距離感もスピード感もつかめなくて、かなりヒヤヒヤした。そして16時前に宿泊所に戻り、今は夕食待ちでのんびり休んでいる。昨晩は午前1時まで飲んで、今朝は7時起きで雪かきをしたので、スキー後の今の体はへとへとだ。夕食まで一眠りして今夜の宴会に備えようと思う。
明日は天候を見た上で可能なら午前だけ滑って家に帰るつもりだ。今日で今シーズンのスキー回数が18回に達し、去年の回数を上回った。おそらく過去最多である。25回くらいを目標に、あともう少しだけスキー三昧の週末を続けたい。
(50分、携帯)
