エアコン

大学時代は、年ごとにメインの暖房が違ったが、ハロゲンヒーター、エアコン、電気コタツのいずれかを使っていた。昨年は、自室の暖房にはハロゲンを使っていた。しかし、電気代がものすごくかさんで、冷房を使う夏場を上回るほどだった上、光の当たる面だけ熱いほどに暖まるくせに部屋全体はなかなか暖まらないという特性を不満に思っていた。そこで今冬は、より電気代が少なく、暖房性能も高い、合理的な暖房を使うべきだと前々から思っていた。石油ファンヒーターは暖房性能は圧倒的に高いものの、窓が結露し、給油の手間があるので、ここ数年は敬遠している。普段は自室のテーブルとして使われている電気コタツは、今年から豆炭コタツを廃止したことに伴い、現在リビングに移設されているため自室では使えない。となると、選択肢は一つしかない。そう、「エアコン」である。以前から、エアコンの暖房は意外と電気を食わないということをきいていたし、大学時代はそれを信じて実践していた。また、今年はエアコンの室外機に防雪カバーをつけないように祖父に頼んだので、冬場の自室のメイン暖房として使えるようになったのだった。ワットモニターを使って、電気代を計測し比較した結果でも、ハロゲンヒーターより優位に立つことは実証済みだった。



↑冬季は12月1日〜3月31日。電気単価は22.5kw/hに設定。


半永久的な節電が求められている状況下なので、当初は自室では無暖房で過ごすことも考えていたのだが、いざやってみると10度以下では落ち着いて座っていることもままらないことが分かったので、それは断念した。部屋を寒いままにして、風邪でも引いたら洒落にならない。常時暖房が運転しているリビングを活用しつつも、自室では必要最低限の適度な暖房を使うというスタイルで冬の省エネ(12〜3月のトータルで昨年比−30%、ピークの2月で1000kw/h以下)を実現出来るようにしたいと思う。また、上記の表のようにワットモニターで計測した結果をエクセルに集計して比較するのは、電気代の見える化を進める上で非常に有効だし、ゲーム的で面白くもある。この計測を継続的に実施して、より精度の高い計測結果を得られるようにしていきたい。

(35分)