捻挫

やってしまった。不覚にも左足首を捻挫してしまったのだ。原因は昼休みのバドミントンである。シングルスをしていたのだが、とても続行は出来そうにない状態だったので、途中で切り上げることになった。着替えるときは靴下を履くのに苦労した。痛くて、左足に体重をかけられなかったのだ。


午後の仕事中は、それほど足のことは気にならなかった。事務屋なので手さえ動かせれば大体のことは務まるからだ。ただ、コピーを取りに印刷室まで往復するのは、少々難儀した。また階段は、上りはよいものの、下りが大変だった。


しばらくたてば勝手に治るだろうと楽観的に考えていたのだが、残念ながら時間の経過は逆に痛みを増長することになった。仕事を終えて車まで歩くときには、左足に斜めに体重をかけることがほとんど出来なくなっており、左足を引きずるようにしないと歩けなかった。まるでゾンビのようであった。いっそ右足でけんけんをしたほうが歩きやすいくらいだったのだが、人に見られたら困るのでそれは実現しなかった。ケガしたのが左足だったのは不幸中の幸いと言うべきか。これが右足だったら車の運転は無理だったろう。


帰宅後、家にあった温湿布を患部に貼ってみた。これがまずかった。唐辛子成分が熱いを通り越して痛いほどに皮膚を刺激し、貼った部分が真っ赤になってしまったのだ。肩に張り替えてみたらそこでも同じ症状が発症した。剣山で刺すような激痛だった。わりと鈍感な自分でこれなのだから、皮膚の敏感な人は大変な炎症を起こすかもしれない。とにかくひどい目にあった。今は保冷材を足首と肩に巻いて何とか鎮静化している状態である。


左足を痛めるのは、06年7月にチャリでこけて膝の皮膚を深く擦りむいたとき以来だと思う。その時の傷痕は今なおくっきりと残っているし、たまに打ち付けると息が止まりそうなほど痛む。膝の皿が傷ついているのだろうか。謎だ。更にさかのぼると、02年9月には左足の薬指を骨折しているし、どうも自分は左足ばかり痛めている気がする。右足は傷一つないというのに。困ったものだ。


明日の朝になっても改善の兆しが見られないようであれば、整形外科でみてもらうことにしたいと思う。登山を控えている今、この問題を長引かせる訳にはいかない。

(35分、携帯)