花見

市内では、桜の花があちこちで満開になっている。まさに今が見ごろである。ということで、今日は、4月から上越にやってきたMちゃんと、富山のY氏を呼び、3人で高田公園に行った。


駐車場から歩くこと約30分。午前10時過ぎに高田公園にたどり着くと、辺り一面に咲いた桜の花々がばーっと目に飛び込んできた。天気は快晴、気温は暖かく、まさに春爛漫といった感じで、絶好の花見日和だった。地元なので毎年のように見てきた自分でさえも「ああ、いいなぁ」と心が弾む思いでいたので、初めて来た(と思われる)二人はなおのこと驚き喜んだ様子だった。やっぱり桜は日本人の琴線に触れる何かを持っているのだろう。公園の内外、駅の周辺は、花見客でごった返し、活気を呈していた。毎週こんな感じなら、上越もさぞ発展し元気になるに違いないのだが、残念ながらこれは花見期間限定の出来事で、来月になれば、普段の静かな公園に戻ってしまうのである。三人で適当に公園内を歩き回り、写真を撮ったり、露店で買ったたこ焼きや焼き鳥を食べたり、Y氏と自分でお化け屋敷に入ったり、家へのお土産にみたらしだんごを買ったりと、三人でわいわいがやがやと盛り上がりつつ、1時間半ほど花見という「エンターテインメント」を満喫した。





↑中にガイコツのお面を被った人が待ち構えているだけで、全然怖くなく、チープ過ぎて大爆笑してしまったが、思いっきり笑ったのでいいストレス解消になった



再び30分ほど歩いて、駐車場へと戻った後、昼食を食べに天ぷら屋へ向かった。初めて入った店だったが、たまたま1500円で蕎麦と天ぷらを食べ放題というのをやっていて、腹いっぱいになるまで食べまくった。値段は少々張ったが、色んな天ぷらとおいしい蕎麦を味わえて満足した。ここで食べ過ぎたのと、花見会場までの往復と公園内の散策で8500歩以上も歩いたことで、少々疲れてしまったのが影響してか、店を出たところで今回は解散する運びとなった。もうちょっと遊びたかった気もしたが、日曜日だからあんまり遅くなるのも得策ではないし、明るいうちに家に帰って色々出来たので、これはこれでよかったと思っている。ただ、あんまり腰を据えて特定の話題を掘り下げて語らうということがなかったので、次回集まるときには、マックとかファミレスで、コーヒーを飲みながらちょっと真面目な気分で現状を考察したりしてみたいななんて思ったりもする。それをするためには、準備としてまず自分がもっと勉強なり思索なり実践なりをしてみなければならない。でないと、価値のある場は持てないだろう。今はそういう「知的な営み」が決定的に欠けているのである。


ということで、今日は楽しくいい日だった。明日からの一週間も、また気合いを入れなおして頑張りたいと思う。

(50分)