10時過ぎに神戸市の三ノ宮駅を出発して、家にたどり着いたのは19時前だった。電車の乗り継ぎミスや、強風による運転見合わせ等により、予定よりずいぶん遅くなってしまったが、その分、家に着いたときの安堵感は大きかったし、はるばる遠くまで行って帰って来たという実感、達成感もしっかり味わえた。もう1週間も仕事をしていないことも手伝って、電車の中では自分がえらく長いこと旅していたような、ある種自分の現実を喪失したような感覚に襲われたものの、帰宅したら、スイッチが切り替わったのか、ほぼ元の自分の感覚を取り戻すことができた。ただし完全に元通りになるには、今夜一晩寝て旅気分をリセットしなければならないだろうと思う。
夏季休暇最終日の明日は、この旅のことを振り返りつつ、旅の疲れをとるため体を休めることに専念したい。
（20分）
