週刊ダイヤモンド

午前中、一時間半かけて週刊ダイヤモンドを熟読した。


図書館に通いつめてたころは毎週読んでいたが、最近は全然読んでいなかった。久々に読んでみると、やはり面白かった。


今週号は大学について総合的な特集が組まれていた。


内容は東大がいかに最強か、大学への天下り事情、大学生の学力低下、就職の強さを売りにする大学、低偏差値大学の経営危機、慶應vs早稲田、全国の大学の財務ランキングなとなど。様々な角度から大学の現状と課題とそれに対する取り組みが書かれていて、かなり読み応えがあった。


財務ランキングには当然ウチの大学も載ってたが、国立大の中で15位とかなり健闘してる様子。病院が儲かってるせいだろうか、健全経営みたいでちょっと見直した。しかし一位の東大の総資産が1兆3000億円というのは、二位の京大を桁一つ引き離していて腰を抜かしてしまった。


だが東大最強伝説という記事では東大の誇るあらゆる面での圧倒的なパワーを堪能できるので、その総資産にも大いに納得。この号は全学生が読むべきだと思うけど、ここは最低限押さえておくべきだろう。


全体的に大学に行く意味とか、大学の果たすべき役割とかを考えることへの示唆に富んでいて、とても勉強になった。何より「現状に甘んじて思考停止してしまったら人間おしまいだ」という危機意識とやる気が持てた。


記事の中には当然書き手のバイアスの混じった主義主張が織り込まれてる訳だから、これに安易に感化されるのは問題だ。しかし、問題意識を喚起させられ考えるための材料とするのはむしろ必要なことであり有意義なことである。


好き嫌いせずもっと色んなことに関心を持って、時代の変化についていけるように常に方法を問わず勉強し続けなければ…。ありふれたことではあるが、そう強く感じた。

(30分)