Picasa終了

高校時代からかれこれ10年以上愛用してきた、グーグルの写真管理ソフト「Picasa」のサービスが、4月末で終了していたことを、ついさっき知った。写真をウェブ共有しようとしたらうまく行かなかったので調べてみたら、すでにサービスが終わっていたのだった。現在は「Googleフォト」に一本化され、Picasaウェブサービスは使えなくなっている。Picasaはもっぱらデスクトップで使っていて、ウェブのほうではほとんど使っていなかったし、ウェブに上げていた写真もGoogleフォトにちゃんと移行されているので、ひとまず大きな支障はない。スマホで撮った写真も統合される点では、Googleフォトのほうが便利ではある。だが、長年Picasaを愛用してきた一人として、一抹の寂しさは拭えない。デスクトップのPicasaをもうしばらく使い続け余韻に浸りながら、早めにGoogleフォトへの完全移行を果たしたいと思う。


今週は帰宅が連日24時オーバーかつ土日返上という、あからさまにリミットブレイクなワークスタイルを強いられている。今週の労働時間は77時間と本来の2倍で、睡眠不足も甚だしいところだが、意外にも日中の眠気はあまり感じない。悪い意味で、自分が今までにない覚醒状態に突入していることを実感する。来週金曜まで12日連続勤務になる見込みで、「鋼の連勤術師」(古典的ギャグ)の異名を取ることになりそうだ。土曜日が友人の結婚式ではなかったら、来週末もノンストップでさらに連勤術を究めることになるところだった。課長が無責任だとか、みんな早帰りするのに自分と上司だけ残らされるのは不公平だとか、そういう弱音はもう言わない。背伸びしただけで足の裏がつるくらいに体はガタガタだが、アドラーの教えとか家族の支えとかのおかげでメンタルの安全水準は維持している。あと1カ月半の辛抱だからと思えば、自分を何とか鼓舞していられる。しかし、この過重労働が2週間というのは赤信号レベルの危険行為だ。連勤術に深入りしすぎて真理の扉を開けてしまい、魂を持って行かれることがないように、くれぐれも気を付けたい。

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