2014/9/13-15:青森旅行

9月13日(土)から15日(月・祝)の三連休に、二泊三日で青森旅行をしてきた。毎年9月に行くのが恒例となっている、H氏との二人旅である。今までは自分が旅行の計画を担当してきたが、中国地方を三日で一周しようとしたり、飲食店を全くリサーチしていなかったりと、無謀で杜撰な内容のために、時間に余裕がなく、名所・名物もしっかり楽しめないという残念な部分が大きかった。そこで今回はH氏に計画を全面的に委ねて、彼の行きたいところに行くことにした。旅行先が青森になったのも彼が希望したからだ。それが功を奏し、比較的ゆとりのある、それでいて「その地ならでは」のものをきちんと押さえた、満足度の高い旅にすることができた。


今回の旅で中心的に観光したのは、下北半島であった。寒立馬(かんだちめ)が放牧された草原に灯台が立つ「尻屋崎」、本州最北端の地でありマグロの水揚げで有名な「大間崎」、日本三大霊場の一つでありイタコで有名な「恐山霊場」といった名所を訪れたほか、下北半島の西側に位置する津軽半島にも足をのばし、作家・太宰治の生家である「太宰治記念館」も見学した。最終日には、ちらっとだが、縄文時代の大規模な遺跡である「三内丸山遺跡」も見てきた。グルメとしては、「八戸せんべい汁」、「大トロの刺身」、「ホタテのバター焼き」といった地元の名物・名産品も味わってきた。家から青森県八戸市までは、在来線と新幹線2本を乗り継いで5時間半、850km以上もの距離があり、果てしなく遠かった。現地ではレンタカーで移動し、自分はドライバーとして一人で約600kmを運転した。東京在住の彼とは、八戸駅で現地集合、現地解散した。交通費は高く付いたが、宿泊費や食事代等の現地での費用だけで考えれば、割とコスパは高かったと思う。おみやげもたくさん買えたので、満足している。


H氏との旅行はこの5年間で4回目で、もはや毎年恒例の行事となっているが、今回の旅を終えてみて、お互いにある意見の一致を見た。それは「毎年の開催はやめよう」ということだ。毎年ではなく、2、3年に一度でいいのではないかと思ったのである。このペースだと、行きたいところは直に枯渇するし、金銭的・時間的な負担も大きい。今回は、たまたまではあるが、お互い3週連続で旅行続きで、旅疲れもしていたのもこうした考えに若干影響しただろう。これで決定した訳ではないが、少なくとも「次はどこに行こうか」という打合せはされなかったので、来年以降の予定は白紙のまま別れることになった。まあ、お互い離れているとはいえ、会おうと思えば簡単に会えるので、旅がこれっきり最後になる、ということにはならないであろうと楽観的に考えている。


写真は、フォトライフの「青森旅行2014」フォルダにアップした。旅行続きでアップしたい写真が増えたため、今年7月からフォトライフ有料オプションはてなフォトライフプラス」に登録している。このため、毎月3GBもの写真をアップすることが出来るようになった。ただ残念なことに、自分が撮った写真がことごとく左に傾いているのが非常に目立ってしまっている(掲載している写真は、一応傾き補正済み)。体の左右のバランスが悪く、右肩下がりに歪んでいるのが原因だろう。写真の傾き癖については前から気付いていたし、気をつけていたつもりだったのだが、それでも防げなかった。体の歪みは、直そうとは思っているものの簡単に直るものではない。であれば、カメラ側で対策を講じるしかない。一眼レフを買うときが来るとしたら、フレームが水平かどうか確認するための水準器機能を搭載している機種を買おうと固く誓ったのだった。

(35分)