情報収集・活用術

私が情報の収集・活用において意識して取り組んでいることは、主に以下のことです。


<情報源>
情報の信頼性の観点から、ネットよりも紙媒体の情報源を重視しています。
日本経済新聞(学生時代からほぼ継続して 8 年間購読中)
・新書、ビジネス誌(週刊ダイヤモンド日経ビジネスアソシエ等)
・回覧される雑誌類(「週刊教育資料」の連載記事「若手を伸ばせ!」と書評は必ず確認)


<読書術>
1)選書
・読書会での発表用に amazon や書店でテーマに即した本を探して買う。
日経新聞等の書評で取り上げられている本の中で興味を持った本を買う。
・書店で何となく目に留まっておもしろそうだと感じた本を買う。
2)読書
・読書会用の本は、ノートに要点を書き出しながら読み、読後に整理する。
・読書会以外の本は、基本的にはメモを取らず、読書に専念する。
3)読後のアウトプット
・情報源としての読書は、アウトプットして初めて意味を持つ。アウトプットしないと、ザルに水を注ぐかのように知識は跡形もなく流れ去ってしまう。
・読書会用の本は、要所を再読し、会で発表。要点を整理し、メール報告。
・読了した全ての本は、読後に「読書メーター」(http://bookmeter.com/)に感想を投稿し、読書記録を残す。
・本の内容を長期記憶として頭に定着させるため、周りの人に話したり、日常生活の中で実践したり、自分の書いた要点や感想を読み返したりする。
4)蔵書
・新書、小説等で 100 冊程度を自宅に所蔵。推定で 3 分の1は積読本。
・新たに本を買ったらその分既存の本を減らすのが理想だが現実には純増傾向。


<保存・活用>
(1)新聞記事のPDF化
・購読記事で気になったものはスキャンして PDF 形式で電子化→PC 上で保存。
・過去にはコンビニでコピーして紙で保存していましたが、スクラップが増え保存が限界に達したため電子化に切り替えました。過去のスクラップは順次電子化中です。
・特に覚えておきたい情報については、手帳に書き留めたり、アプリ「SHOT NOTE」でスマホに取り込んだりして、随時見返し長期記憶化を促すようにしています。
(2)雑誌のPDF化
・取っておきたい雑誌は、保管スペースを減らすため自宅の断裁器でページをばらし、スキャナーで取り込んで PDF 化します。いわゆる「自炊」です。
・3 年ほど前から自炊をしていますが、断裁~取込の作業にかなり手間がかかるので、PDF 化はあまり進んでいません。電子書籍があれば購入した方がよっぽど合理的です。
(3)朝活でのアウトプット
・新聞や雑誌等で得た情報は、朝活での議論や、開催後のメール報告の際に紹介し、共有することで、アウトプットによる定着を図っています。
(4)ウェブ上でのアウトプット
・新しく知ったこと、考えたこと、やってみたこと等は、時系列でウェブ上の日記にまとまった文章で記録を残すようにしています。ウェブの利点は、いつでもどこでも、PCでもケータイでも更新・閲覧できること。そして、簡単に検索できることです。
・文章にすることにより、頭の中の情報が整理され、思考がスッキリします。


(2016/9/14朝活「情報収集・活用術」作成資料より転載)