【年中行事(4)】秋分

以前、我が家では春分の日に「ぼたもち」を食べると書いたが、同じものを秋分の日にも作っている。しかし、秋の場合は、「おはぎ」と呼んでいる。季節によって呼び方が異なる訳だ。この慣習に従えば、「棚からぼたもち」が落ちて来るのは、春限定ということになる。いずれも、もち米を「半殺し」(米粒が半分残った状態。完全につぶすと「皆殺し」(=餅)になる)にして丸め、その周りに小豆のこしあんをくっつけた食べ物である点では何ら変わりない。そして、自分の大好物であるという点でも同じである。今日は、敬老の日秋分の日に挟まれてできた国民の休日だったが、本来の日より1日早く、朝食でおはぎが食卓に上った。出てきたのは、外側がこしあんのノーマルなおはぎと、外がきなこで中身にあんこが入ったタイプと、同様に外がゴマで中身があんこのタイプの3種類。自分はゴマ以外のものを食べた。この甘さが、牛乳にベストマッチで実に美味い。好物を食べられて朝から元気が出てきたのだった。

(20分)
※年中行事に「お盆」を収録しそびれてしまったので、来年忘れていなかったら掲載する予定。