食べる調味料

辛そうで辛くない少し辛いラー油」のヒットをきっかけに、「食べる調味料」という新ジャンルが登場して早数年。遅ればせながら、自分も先月、ようやくにして初めてその類いの食品を買ってみた。それがこの「ご飯にかけるギョーザ」という商品だ。ネットのニュースサイトで紹介されていたことから興味を持ち、4個セットを購入してみた。何でも、宇都宮名物であるギョーザを「お土産として持ち帰られるように」という意図で企画された商品ということらしい。ギョーザといいつつ、原材料に肉は使われておらず、肉のように見える素材の正体は「おから」というのが、この商品のおもしろいところだ。食べてみると、「言われてみれば、確かにこれはギョーザかもしれない」という感じの味がする。本物と違って「皮」がないし、熱々の状態で食べる訳でもないので、個人的には、まさにギョーザそのもの、という味には感じない。それでも、これをかけるとおいしくてご飯が進むことは紛れもない事実である。最近は、朝食のごはんにこの「ギョーザ」をのせて食べるのが習慣になりつつある。ラベルの説明書きにあるように、冷ややっこにかけて食べてもおいしい。これから、この調味料を色んなものにのせてみて、ギョーザ風味にアレンジして食べてみたいと思っている。







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