サイクルモードインターナショナル2013

今年もサイクルモードインターナショナル2013(CMI)に参加してきた。去年は乗れなかったロードバイクに試乗してみて、クロスバイクとは別次元の軽さとスピード感を体験。特にピナレロのフレーム価格50万円超のロードは、自分の体と一体になったかのようにピタリと吸いつくような乗り心地と、羽根が生えたかのような軽快でスムーズな加速感があまりにも衝撃的で、とにかく「楽しい」の一言だった。試乗までに1時間待ってワクワクが抑えきれなかったため、ズボンの右足の裾をまくることすら忘れていた。おかげでズボンの裾がフロントギアと擦れて、4年間大事に使ってきたジーンズに黒いオイルの汚れが染み付いてしまったが、それすらも「ピナレロに乗った記念だ」なんて前向きに感じられるほど気分が高揚したのだった。自転車の楽しさを再発見した気分だった。自転車歴は長いんだから、そろそろいい加減、新たな一歩を踏み出してもいいころだ。来春にはロードを買おうと固く決意したのだった。


一通り試乗したあと(計5台試乗した)、会場内で中学時代の友人KY氏と合流し、16時半まで一緒にブースを回った。大量のパンフレットをゲットしたものの、ブースを回り始めるのが遅かったからかノベルティグッズの類いはほとんど入手できなくてちょっと残念。ホリエモンこと堀江貴文氏と絹代さんのトークショーもあったので、立ち見で聴いた。ホリエモンを生で見たのは当然初めて。話し方がぶっきらぼうだが、取っつきにくさはなく、割と普通の人のような感じ、というふうに自分の目には映った。彼は前科持ちだけど、自分はそんなに嫌いではない。主に、子供時代にロードに乗っていた話と、最近参加したトライアスロンの話をしていた。最後に自分の本の紹介をしていたのは、こういうイベントのお約束というやつか。CMIの後は、池袋で飲んでから、川越に住むKY氏のアパートに一晩泊めさせてもらった。彼はかなりの自転車好きで、アンカーのロードに乗っており、部屋の中も自転車の道具や雑誌がたくさんあった。それらをネタに、自転車談義に花が咲いた。知識の少ない自分はもっぱら聞き役だったが、久々に旧交を温めることが出来てよかった。朝から晩まで自転車漬けの愉快な1日だった。












↑試乗コースが屋外にも拡大。ただし、午後からは雨が降り始めたため屋外コースは閉鎖された。

↑こんなバイクにも試乗。走るとゴツゴツした震動が伝わってくるが、安定感は抜群。



















(45分:2013/12/1)