今日の午後、自宅に遊びに来た友人のN氏の口から思いがけない情報を得た。ドラゴンボールの新作アニメ映画が公開されるというのだ。気になったのですぐにネットで調べてみたところ、詳細が判明した。「ドラゴンボールＺ 神と神」というタイトルで、今年の3月30日から公開されるとのこと。物語の時系列的にはアニメのドラゴンボールＺとドラゴンボールＧＴの間の出来事ということになっているらしく[2013/4/30注：Ｚの最終話より前の時間軸なので完全にＺの時代の物語である]、Ｚのキャラクターたちが当時の姿で登場するようだ。Ｚはドラゴンボールのアニメシリーズの中では自分にとって一番馴染み深く思い出深い作品だし、きっと同世代の多くの人にとってもそれは同じであろう。影山ヒロノブが歌っていたＯＰ曲は誰もが歌えるはずだし、スーパーファミコンの格闘ゲーム「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」のデモ画面で隠しコマンドを入れると「カカロット」という声が聞こえるという裏ワザはあまりにも有名だ。予告映像を見て「オラ、ワクワクしてきたぞ！」という悟空の名台詞を心の中でつぶやいたのは自分だけではないはずだ。今回登場する敵が見るからにセコそうな顔をしていて、フリーザや魔人ブウを上回る最強の敵というふうには外見からはおよそ想像がつかないのだが、果たしていかなる攻撃を仕掛けてくるのか、そこは劇場でのお楽しみというところか。とにかく、これを見に行かない手はない。幸いにも自分の住む地区の映画館でも上映されるようなので、春になったらちびっこに交じって、Ｚ戦士たちの活躍に目を輝かせてみたい。
（30分）
