試験勉強

今週は火曜日以降、業務多忙の時期にも関わらず毎日定時退勤している。法定調書の提出期限である月末が迫るなか、そんなに余裕があるはずもなく、ほとんど無理矢理の退勤だが、上司には事情は理解してもらっている。というのも、放送大学の期末試験が今週末の日曜日に控えているから、その試験勉強をしないと非常にヤバいからである。職場で「初級簿記」という講座を受講するよう推奨されたので、後期からの科目履修生としての受講に手を挙げてみたものの、ほとんど勉強しないまま、気がつけば試験まで残り一週間を切っていた。こりゃまずいということで慌てて、土壇場での詰め込み学習をせざるを得なくなった次第だ。学生時代と変わらないこの計画性と余裕のなさには、悲しい気持ちにならざるを得ない。しかし簿記というのは、実際に手を動かしてやってみたいと身に付かないタイプの技能だ。テキストを目で追い掛けて頭に叩き込もうと必死になってみても、なかなか理解に持っていくことが出来ない。しかも仕事上がりの疲れた頭では働きが鈍く、余計に難しく感じるし
、そもそも眠気に教われ集中力が保てない。それゆえ、恐ろしいことに、まだテキストの3分の1ほどしか進捗していない。本当に危機的な状況だ。よく、会社で働く傍ら勉強を続けて、公務員試験に合格したり、資格試験を突破したりする人がいるが、あれは本当にすごいと思う。その根性と努力には感服するほかない。自分のような甘ったれには今回の課題はいささか厳しすぎる。だが競争の激しい一寸先は闇のこのご時世、今までのように楽をしていては、今後のキャリアを失うことになる。何とかして新しい知識や技能を身に付けなければいけないし、そのための努力は常に続けていかなければならないだろう。腐り切った自分の根性を入れ替え、自分を社会に通用しうる真人間に変えるためにも、もっと自分にこうした負荷をかけていきたい。まずは、試験に合格して単位を取ること、これを最優先課題として取り組むのみである。今まで、やらない出来ない変わらないのないない尽くしだったが、今度こそは達成の事実を積み重ねて、無能による無力感から抜け出したいと思う。

(40分、携帯)