簿記 その1

今日は休日だったが、大学に行き、付属図書館で半日ほど過ごした。簿記の勉強をするためだった。仕事上必要な訳ではないのだが、何となく「何か」を勉強したくなったのである。テキストは、2年前に「就職するまでの時間を有効活用しよう」と思って買った日商簿記3級の本が2冊あったので、それを使った(当時は買っただけでほとんど読まなかった)。そのうち1冊を、ノートにメモを取りつつ熟読し、1時間半ほど学習した。まだまだごく簡単なレベルでしかないが、どういうときに簿記の技術や知識が役立つのかとか、仕訳や勘定科目等のざっくりとした仕組みは理解できたので、少しは知識が身についたのではないかと思う。今後、定期的に勉強時間を設けるようにして、簿記の勉強を習慣的に続けていき、来年2月に日商簿記3級の取得を目指したいと考えている。


目標を設定して勉強をすると何だか楽しく感じるもので、大学卒業以来ほとんど2年ぶりと思われる今日の「勉強」も、やっていてついついのめり込んでしまったし、新しいことを知る楽しさと充実感とがあった。社会人になってからこそ、自分の能力・価値を高めるための勉強が必要だと思うし、勉強していないと成長しないどころか、覚えていたことを忘れて行ってどんどんバカになってしまうので、簿記に限らず、他のことも積極的に学んでいかなければならないと思う。勉強したことの充実感のおかげで、今日は週末の憂鬱を感じなかった。それは予想外にして幸運な副産物であった。

(20分)