大勝利

今日は、「涼宮ハルヒの驚愕」の発売日だった。当初の発売日から延期されること実に4年。待ちに待った待望の最終巻(上下2巻)が自分の手元にも届いた。Amazonで予約していた初回限定版が送られてきたのだ。既刊を読んだのは4年前のことなので、今焦ってこれを読んでも、ストーリーのつながりが思い出せないだろう。ここはきちんと既刊を復習した上で読みたいものだ。早く読みたい気持ちはぐっと抑えて、お楽しみを後にとっておくこととしよう。


さて、今夜はハルヒに関連してもう一つ喜ばしいことがあった。








ゲーセンで、長門のフィギュア(「涼宮ハルヒの憂鬱 エクストラフィギュアエンドレスエイトCASE#01」)を獲得出来たのである。投資額はなんと200円。2回目のアーム操作で、二つのツメが箱のふたのフチにひっかかり、箱全体が軽々と持ち上がったかと思うと、あれよあれよという間に穴の上まで運ばれ、アーム解放と同時に一直線に穴に吸い込まれていったので、予想外の鮮やかな展開に我ながらびっくりしてしまった。そして直後に、大きな達成感に包まれた。いつもは大損しているのに、ごくごくまれにこういう幸運に恵まれる。だからクレーンゲームはやめられないのだ。まるでパチンコみたいだ。危ない危ない。家に帰ってから、箱を開封し中を確かめてみた。まじまじと眺めてみた。こういうフィギュアを自分で獲ったのは初めてだったのであんまり詳しいことは分からないのだが、プライズ品にしてはなかなかよく作られていて、つくづくいいものを手に入れたなぁという満足感がふつふつと込み上げてきた。200円で長門のフィギュアをゲット出来るなんて、これは大勝利と言っていいのではないのだろうか。少なくとも投資額を遥かに上回る効用を得られたのは確かである。


今夜はいい夜だった。これを励みに明日も前向きに頑張れるだろう。

(30分)


<追記:5/28>
ただ、やや刺激的な姿のフィギュアなので、家族も出入りする自室に飾ることもできず、今のところ元の箱に戻して保管されている。さて、どうしたものか。