年末商戦

すっかり忘れていた。年末は、クリスマスプレゼントとして子どもたちが一斉にゲーム機やゲームソフトを所望するため、それらが一気に売れる時期であるということを。今日の午前、ヤマダ電機ジョーシンに赴いて、PSP本体が全色品切れになっているのを目の当たりにした自分は、ゲーム業界における「年末商戦」という用語を思いだし、その現実をひしひしと実感したのだった。


そもそも、PSP本体を買い求めに訪れたのは、昨夜友人とスカイプで通話した際に、「モンスターハンターポータブル3rdが面白い」という話を聞いたからだった。彼の話では別の友人もやっているということだったし、モンハンシリーズは名前は有名なものの今までの作品には全くタッチしたことがなかったので、「じゃあこの機会に自分もやってみるか」と思い立ったのである。で、翌日の今日、自分としては珍しく早速行動に出て、店頭に足を運んだ結果、この事態に遭遇したのだった。店頭にないならネットで・・・というのがもっとも確実で安易な策であろうが、自分はどうしてもゲーム機本体は店頭で買いたいと思っている。なぜなら、本体を買うとき、そして買ってから家に持ち帰ってパッケージを開封するまでのワクワク感を味わいたいからである。こういうのは子どもっぽい発想かもしれないが、でも最近ゲーム離れとも言えるような冷え切った状況に陥っている自分がもう一度ゲームとの関係を温めるためには、こうした素朴な喜びを再確認するところから始めなければならないと思うのである。この「儀礼」を経ることで、もう一度ゲームの世界へと足を踏み入れることが出来るような気がするのである。


ということで、年が明けて本体が再入荷されたころに、改めて店頭での購入を試みたいと思う。もちろんその時は、モンハンのソフトも同時に買うことになる。店頭のプロモーション映像で興味をひかれた「The 3rd Birthday」も検討中だ。それまでの間は、久々にファミ通でも読んでゲーム情報を仕入れておくとしよう。

(25分)