電話番

今日は同じ部署の人が、出張とか休暇とかで、ほとんどいない状態である。したがって、他の人の電話が鳴ったら、ただちに代わりに出なければならない。たいていは後で本人にかけなおしてもらうか、伝言を伝えればいいだけなので、別にたいして困難なわけではないが、本人へのメモを残すのは面倒だ。ということで、電話取り次ぎ用のオリジナルのメモ用紙をwordで作ってみた。自分でわざわざ作ったのは、ネットで探しても、自分の求める条件にピッタリのやつがなかったからだ。A4の紙に2枚分(つまり1枚あたりA5サイズ)が印刷される仕様で、A4の紙を半分に切って使うことになる。片面だけ印刷されている不要紙(通称:裏紙)が、職場には山と積まれている(本当にもったいないことだが、自分もミスプリントをたびたびしてその山を高くするのに貢献している・・・)のだが、これに印刷して活用することで、紙の無駄な消耗に歯止めをかけようという狙いもある。裏紙は積極的に使うべきなのだが、対外的な文書には当然ながら使えないし、ファイルに綴じる保管用文書に使うのも(実質的な問題はないものの)ためらわれる。したがって裏紙はあまり使い道がない。しかも大量に刷ろうとするとすぐプリンタに詰まるので、割と敬遠されている。結局裏紙は、再印刷するよりそのままメモ用紙として使われることになるのだが、そうして作られるメモ用紙も溜まる一方で減る気配はない。裏紙の有効活用策として、この電話メモが今後活躍することを願うところだ。今まで裏紙の白紙面にただ書きなぐられていただけの電話メモが、整理された様式にスムーズに記入されるようになれば、業務の効率化に一役買うことになるだろう。と言っても、そんなに人に電話を取り次ぐことは多くないのだが。・・・・・・なーんてことを、昼休み中に考えていたのだが、懸念されていた午後の業務時間中は、結局ほとんど電話が来なくて、ほかの人への電話を取り次ぐチャンスはなく、せっかく作った電話メモも一度も活躍することはなかった。出番は来週以降へおあずけとなったわけだ。机の隅に今回刷った用紙が積まれているので、これを減らせる日が早く来てほしいものである。


さて明日は初の休日出勤日だ。土曜とはいえ、7時半には家を出なければならない。今回の用務自体は朝昼夕の3回だけで、それぞれ会場の受付や資料配布などを決められたとおりに行えばいいだけの簡単なものだ。しかし、一度だけ人前に出て説明をしなければならないので、それだけが不安の種である。これとて原稿をそのまま読めばいいだけなのだが、30〜40名の知らない人の前に出るとなると、やはり緊張するのは間違いない。まあ何かミスったところで大した問題は起こり得ないし、恥はその場でかき捨てて構わないのだが、近頃人前に出て何かする機会がなかったから、嫌なほうにばかり想像は膨らんでしまう。これを杞憂に終わらせられるよう、明日は早めに出勤して、何度も予行演習をしておくとしよう。

(35分)