PC移行 その1

今日は・・・昨日と同様、MW2に明け暮れていた。昨夜、自室にアパート時代のリクライニング座イスを引っ越し後初めて導入したこともあり、姿勢が楽になったので、つい長々プレイしてしまった。このゲームというのは、本当に心憎いほどよくできていて、連続で何人も倒せて調子がよかったときは「次はもっといいスコアが出せるのではないか」と思って続けてしまうし、全然倒せなくてやられっぱなしのときは「くー!次こそは倒してやる!」と思ってやっぱり続けてしまう。全然やめどきというのが見つからないのである。その結果、半年間に184時間もオンラインプレイしてしまうこととなった、まさに自分にとって廃人ゲーム。半年間、ほとんどこのゲームしかプレイしていない。しかも、これだけ長時間プレイしたにも関わらず、全く上達していないという。土日を有効活用できるかどうかは、MW2のプレイ時間をいかにコントロール出来るかにかかっていると言っていい。出来れば、土曜の21時以降以外はプレイしないようにしたい。


ただ、今日は少しばかり、ほんの少しだけだが、有意義なことも出来た。一週間ぶりに、新PCを立ち上げ、データ・設定の移行作業を行ったのである。移したのは、「単語辞書」、「音楽ファイル」、「写真ファイル」の3種類。単語辞書は、固有名詞を覚えさせた自分用の便利辞書で、自動では変換されない特殊な読みの単語(「かげろう」で「影牢」と変換するなど)や、入力の手間を省くための文章(「あど」でPCや携帯のアドレスを変換したり、「ひょうか」でヤフオクの評価用の文章を変換したりする)を登録してある。これは、簡単にエクスポート・インポートが出来るようになっているので、簡単に、そっくりそのまま移行できた。写真も、約20GBの過去7年分のデジカメ写真が外付けHDDの一つのフォルダにまとめてあったので、それを本体HDDにコピーし、それをPicasa3という写真管理ソフトに認識させるだけで簡単に移行できた。問題は音楽ファイルだった。自分でCDを借り、あるいは買い、相当なお金を費やして手に入れたものなので、これは失うと金銭的に痛い重要なデータと言える。そのため、遺漏なく、完全に移行したかった。だが、これはすごく面倒だった。ある時期からファイルの保管ルールを変更したため、一つのフォルダにファイルがまとめられておらず、まるごとコピーというわけにはいかなかった。しかもファイルとiTunesのライブラリデータとをセットにして移さなければ、再生回数やレートなどのデータが引き継がず、ファイルが自動認識されないという問題もあった。最初はiTunesに備え付けのバックアップ手段を利用しようと思い、DVDにデータを焼いて移すことにした。これだとライブラリのデータも移され、一番簡便かつ確実に済ませられるはずだった。しかし400超のアルバムからなる、約7400曲の楽曲は一筋縄では移せなかった。31.8GBものサイズになるため、二層のDVD2枚を使っても8枚のDVDを要し、しかもそれでも2GB分のデータがなぜか含まれておらずプレイリストも引き継がれていなかった。この方法は全くダメだった。その後、移行錯誤しつつ自分で考えて、かなり手間のかかる、「手動」といういい方が適当な方法で、ファイルを本体HDDにコピーしiTunesに認識させ、なんとか元通りの状態を保った形での移行を完了させた。ファイルの管理方法を、データ移行に備えたものにしておくべきだな、とつくづく思わされた。要するに、iTunesiTunes Media¥Musicの下にアーティスト別にフォルダ分けしてすべての音楽が保管されていれば、一番簡単かつ確実に移すことが出来るということだ。音楽ファイルが厄介なのは、写真や文書と違い、単体で完結しないデータであることだ。プレイリストやレートなどの情報は、音楽ファイル自身とは別に存在するものだから、管理ソフトと組み合わせなければ引き継がれない。面倒だねぇ。本当に面倒だ。しかし一番面倒だったものが片付いたので、この後の作業は比較的順調にいくのではないかと予想される。来週の日曜には旧PCを修理に出せるように、なんとか作業を完了させたいと思う。

(70分)