クルマが来るまで

先月から注文していた車、アクセラスポーツが25日に引き渡されることになった。連絡がないので担当者に電話したら、この日でどうでしょうかと言われたので、それで了承したのである。その際、車を自宅まで持ってくるか、取りに来るかどっちにしますかと訊かれたので、「持ってこられるとお茶出さなくちゃいけなくて面倒だな」と思って、取りに行くと答えたのだが、よく考えたら販売店は家から10km以上離れた幹線道路沿いにあって、車でないと取りに行けない。平日の昼間だからそこまでは祖父に軽トラで連れて行ってもらわざるを得ない。で、自分がアクセラを運転し、祖父が軽トラに乗って帰ることになる。よく考えたらそっちのほうがお茶を出すより面倒だ。また販売店で、すぐポンと車とキーを渡されて帰れるはずもなく、そこで「どうぞ中でお茶でも召し上がって行ってください」と言われるのは目に見えている。初めてだからよく分からないけど、おそらく車の操作上の説明や、車両登録の話なんかもあるだろうから、どの道担当者とお茶を前にして会話を交えることは避けられそうにない(別に担当の人が嫌いなんじゃなく、手っ取り早く済ませたいだけ)。となれば、やはり持ってきてもらったほうがずっと楽だし理に適っている・・・と思い至ったので、明日また担当者に電話して変更の旨を伝えたいと思う。


自分の頭で判断すると、毎回ろくなことにならないな、とつくづく思った。思慮が浅すぎるのだ。かと言って、一々人に訊いて指示を受けないと動けない、指示待ち人間ってのも社会人としては最悪だ。難しいけど、そこらへんは色んなことを経験していく中で、最善の判断の「判例」を積み重ねて、とっさにそれと照らし合わせ、この場合はこうと決められるようになっていくしかないだろう。社会に出れば必然的に色々経験することになるだろうから、それらから何かを吸収し活かせるよう常に冷静かつ誠実でなくてはならない。打たれ弱い人間だから、まずはその甘ったれた根性を叩きなおさなくちゃな。どうにかして。

(25分)