引越し準備<荷造り編>

現在の引越し準備進捗率は推定60%。まだまだ終りそうにない。


雑誌を持っていくと邪魔になると思って捨てようとするも、「最後にもう一読」と思って読み出し時間を浪費したり、お金の記録をつけ出したり、使ってなかったベッド下の引き出しを開けたらカビ臭かったり、あっちこっちとモノが散乱して足の踏み場がなかったり、とにかく大変な状況だ。やることははっきりしていても、寄り道してばかりで真っ直ぐ進むことができない。とにかくモノが多く、紙が多いのが困る。一戸建てだったら家全体に風呂、トイレ、台所、書斎、寝室と色んな機能が分散し、モノも分散するが、一人暮らしだとそれが一箇所に集中することになるから必然的に1部屋に置かれるモノの数は多くなる。自宅生のSが「この部屋はモノが多すぎ。俺なんか引越しするにも荷物なんかほとんどないよ」などと話していたが、それは事態の本質を捉えられていないといわざるを得ない。自分だってアパートに引っ越してくる際は段ボール3箱分程度の荷物しか持ってこなかった。だが生活上必要になるにつれ、次第次第に増えていってしまったのだ。


今、色んなものを箱に詰めているが、これだけモノが溜まったのには3つの原因があるだろう。1つ目は、「必要性をよく考えもせず買ったものが多いこと」。2つ目は「本や雑誌を『後で読もう』とどんどん本棚に積んでいったこと(使用を後回しにしたこと)」。3つ目は、「思い切って捨てなかったこと」だ。今後の新生活では、この3点を常に心にとどめ、所有物を徒に増やしてしまわないように努めなければならないだろう。余計な買い物をしないことは貯金の増加にもつながるし、長期的に見てゴミに出すものが減じるわけなので環境負荷も軽減できる。何よりも、整理や掃除にかける不毛な時間を節約できる。すでに持っているものの捜索と、放置したせいで酷くなった汚れの長時間掛けての掃除ほど無駄なことはない。何事もコンスタントに、定期的に間をおかずに続けるのがいい。運動でも記録でも勉強でも、何でもそうだ。それはすなわち、継続力こそが物事をうまく進めるための根幹であることを意味する。実家に帰ってからも、このブログを続けることで少しでも継続力を養っていければと思っている。


今夜はこれから、生協で買った煮カツ丼を食べて徹夜で作業を続ける予定だ。ネットへの接続を切るのは一番最後にとっておくことにする。

(35分)