健康意識

今日の日経新聞を読んだら、今の20代の若者の生態について毎週土曜に特集する「U-29」の記事で「健康志向の男性が増えている」という内容が書かれていた。カロリーを気にして脂っこい食べ物を控えたり、毎週ジム通いをして体作りをしたり、大豆がベースの健康補助食品を食べたり、毎日2リットルお茶を飲む健康法を実践したりしている人がいるよっていう話だった。それらを指して「草食系」とくくっていたのには、この単語が一人歩きしてどんどん拡大解釈されてる感がしたが、記事の内容自体は実感と一致していると思った。友人でも、色んな健康法を試している人というのはいるし、講義中に机の上に置かれている飲料を見れば野菜ジュースがよく飲まれていることが分かるからだ。


しかし、自分がそうした「いわゆる健康志向」を実践する一派に属しているかというと、それは全然当てはまらない。意識して運動することもしないし、サプリとか豆乳とかを買って飲むことも全くない。そういうことにお金と手間を費やすのは面倒で気が進まないからだ。せいぜい月1度くらい気が向いたときに野菜ジュースを飲む程度。ただ記事に書かれている「健康のこと考えてます」的で、栄養学的常識感覚的に疑問符がつくステレオタイプな健康法は行っていないものの、健康バランスの維持に影響を与えていそうな行動というのはいくつかある。思い当たるものを以下に挙げてみる。


○毎日2回くらい牛乳を飲む
○基本的に食事は外食で主に日替わり定食を食べる
○ラーメンを食べる頻度は週2回くらい
○間食、夜食は極力しない(その習慣がない)
○よく噛んでゆっくり味わって食べる
○好きなだけ惰眠をむさぼる
○タバコは全く吸わない
○酒は基本的に誰かと一緒のときしか飲まない
○移動手段は基本的に自転車


まあこんなところだろうか。血液検査など中2のとき以来したことがないから、実際には血がドロドロだったりするのかもしれないが、自分の体調には特に不満や不安は今のところなく健康であるような気がしている。個人的には「○○を食べれば健康になる」というブームは一切信用しておらず(ブームなんてのは全て誰かが意図を持って「仕組む」ものだし、健康とはよいバランスのことだと思うから)、「あまり好き嫌いせず毎日違うものを食べるのが一番体にとって『自然』なことだ」と思っているので、この考えを実践する上で「日替わり定食を食べる」というのはかなり簡便かつ効果的な方法だと考えている。何かの健康法に縛られているより、色々なおいしいものを食べるほうが楽しいし、例え早死にするしても後悔が少ないはずだ。


自分の行動習慣を以後「楽こそ健康法」と名づけて、無意識的な実践を今後も続けていくとしよう。

(40分)