お年玉

今日はお昼前から父の実家に行き、夕方まで過ごした。東京から叔父さんが帰省していたので、お昼の時はビールを注いだりして気を遣ったけど、叔父さんは飲めるほうじゃないので、むしろ自分が注がれることのほうがずっと多かった。寿司なんてめったに食えないしと思ってバクバク飲み食いしていたのでかなり腹が膨れて、食後は思いがけず昼寝してしまった。自分の家では、親戚がやってきたり、誰かをもてなしたりすることがないので、楽な反面、正月だからといって大勢でわいわい盛り上がることがない。お盆も同じ。だから正月とお盆に父の実家に行くときだけが、昼から酒を飲める数少ない機会だったりする。普段出来ないことなだけに、その部分は楽しかった。ただ親戚との話が全然弾まないのは相変わらずだったが。自分は親戚がどうも得意ではない。身近にあまりいないだけに、たまに会うと困ってしまう。親戚付き合いは自分にとって今後の不安要素の大きなウェートを占めているといってもいいかもしれない。年の離れた相手と何を話したらいいのか分からないのである。やっぱりコミュ力が足りないんだよね。


叔父さんと祖母からは「今年で最後」と言われて、お年玉を受け取った。叔父さんからはそれに加えて気の早い就職祝までもらった。家族からも昨日もらったので、1月の財政は極めて健全なものとなる見通しである。小さいころは、こんな年になるまでもらえるとは思っていなかったが、もらえるものはやっぱりもらいたいし、この年になってもやっぱりもらえると嬉しいものだ。それだけに、もうもらえないのは若干寂しくもあったりするが、反面で社会人になるための通過儀礼かなと身が引き締まるような気持ちでもある。来年からはあげる立場になるわけなので、これは全く大きな転換となる。自分のお金を人のために使うことが、学生と社会人の大きな違いの一つなんだと思う。無駄遣いせず、貯金と自己投資に励まなくちゃね。

(30分)