暗示的な

気づくと窓辺に、中学時代の友人がいた。自分は彼に近づいて、その近くに腰を下ろした。久しぶり、なんて会話があったかどうか、今となっては定かではない。唯一確かなのは、自分が子エビ入りのソーセージのようなものを食べていたということだ。それは、やわらかくて美味しかったような記憶がある。


自分が食べている物を指して、「何でそれ買ったの?」と彼は言った。自分はただ「何となく」と答えた。すると彼は、しみじみと何かを悟ったかのような顔をして、こう言った。
「何となく、楽なほうへ楽なほうへ流されて行っちゃ、ダメだよね」




…という夢を見た。今朝の6時半ごろに。最後のセリフを聴いた瞬間に「はっ!」となって目が覚めて、これは忘れちゃいかんと思ってメモを取った。普段は夢なんて覚えてても曖昧なイメージでしかないんだけど、今回はセリフまでしっかり覚えていた。そのことに驚いて思わず書き留めたんだけど、これは一体なんだったんだろうか。自分に対する警告?なのだろうか。今後も何かこうした暗示的な夢を見ることがあるかもしれないので、今夜からは、枕元にメモ帳を用意して、夢を詳細に記録できるように体制を整えておきたいと思う。

(15分)