今シーズン初スキー

今日は一日かけて、Mちゃんとスキー場へ行ってきた。行った場所は妙高市の「杉の原スキー場」。ここは何回も着たことがあるし、ほとんど滑ったことのない湯沢方面のスキー場のほうが面白いかな、とも思ったが、休日だし年末なので首都圏に近いから混むかと思い、空いていそうな妙高を選んだのだった。


6時過ぎにMちゃんが迎えに来たので、彼の車でスキー場まで向かった。道中は約3時間。途中、スキーウェアを取るために実家に寄った。帰りもウェアを返すために寄ったのだが、まだアパートでやらなければならないことが残っていたし、彼が新潟に辿りつくまで道案内をしなければならなかったのでここで家には帰らなかった。


9時40分、スキー場に到着した。1日リフト券を購入すると、自分はスキー、彼はスノボーの板一式をレンタルした。そして早速ゴンドラに乗り山の上まで・・・行きたかったのだが、彼がスノボー未経験の全くの初心者であったためゴンドラまでの短い坂を下りるのに時間がかかってしまったのだった。自分はスキー専門なので、スノボーに関しては全くアドバイスしようがなく、彼を見守るほかなかった。ネット動画などで多少勉強してきたとは言っていたが、やはり見るのとやってみるのとでは随分隔たりがあるようだった。この時点では天気は曇っていたが、照り返しが眩しくもなく視界が遮られるほどでもなかったので、条件としては悪くなかった。お客さんはそれほど多くなく、見込みは的中していた。



10時40分、高速ゴンドラから降りると、本格的に滑り始めた。スキーをするのは2年ぶりだったので、滑れるかどうか不安だったが、体が覚えていたので全然問題なかった。最初こそ足が強張って無駄な力を使ったので疲れたが、二度三度と滑るにつれて、最小限の力でコントロール出来るようになった。足をピッタリ揃えて滑ってるわけではないから多少不恰好な滑り方かもしれないし、モーグルのようなコースは全然滑れないが、ほとんどのところは滑りたいように滑れたので、これでいいかなと思っている。板と一体になって自分の進む方向と速度を自在に操れることが重要だと思うのである。今回は基本的にノンストップで猛スピードで滑降するスタイルでスキーを楽しんだ。スピード感が気持ちよかったし、一度も尻餅をつかなかったので満足している。


最初は彼の滑るペースに合わせて滑ろうかな、と思って彼の先まで滑っては降りてくるのを待つ、というふうにしていたのだが、ちょっとこれでは下まで降りるのに時間がかかりすぎるなぁと思ったので、それぞれ別々に滑ることにして自分は一人で先に下まで降りた。結局、彼が一番下まで滑り降りるには2時間を要し(!)、その間に自分は4回ゴンドラに乗って昼飯も済ませたのだった。大体午後もバラバラに行動したのだが、初心者の彼を結構高いところまでゴンドラで連れてって置き去りみたいにしたのは、ちょっと酷だったなと後で反省した。もっと低いところで降りられるリフトもあったし、スキー場を去るための待ち合わせ時刻を過ぎても彼が降りてこなかったので心配したしヒヤヒヤしたりもした(待ち合わせたのとは違う方向に下りてしまったため遅れたらしい)。段々こつが分かってきて楽しかったとは言っていたが、彼は相当疲れた様子だった。往復の車の運転も全て彼が担当だ。彼の誘いで付いていったのに、今回は自分が少々好き勝手に単独行動しすぎたと思う。彼が4回くらいしかリフト・ゴンドラを使わなかったのに対し、自分は12回も使っている。とにかく速く降りることだけを目指して何回も上り下りしたのだった。質より数という感じだった。ただ一番高いゲレンデまで行ったときには、見事な雲海を眺めることも出来たので、それも楽しめたことの一つではあるだろう。



最終的に16時40分にスキー場を発ち、20時15分にアパートまで帰り着いた。結構疲れたが、それは心地よい疲労だった。やっぱりスキーは楽しい。自分がそこそこ人と対当に勝負(?)できる数少ないスポーツの一つなので、もっとやりこんでみるのもいいかなと思う。お金がたまったら、自分用の板を買ってみたい。


Mちゃん、今日はお疲れ様。今日は楽しかったよ。また行きましょう。



↑手前がMちゃん

(60分)