今日は糸魚川で開催されたロングライドイベントに出場してきた。距離120km、獲得標高2,000m以上というハードなコース設定が特徴で、今回が11回目の開催となる。申込受け付け当日にハガキを投函しないと定員が埋まってしまうほど、非常に人気がある大会だ。笹ずしなどのエイドがおいしいのが好評らしい。自分が参加するのは昨年に続き2回目である。7月の長岡以来のロングライドで、とても楽しみにしていたのだが、前半は雨に打たれ、一日を通して気温が上がらず、コース設定が過酷で、最初から最後まで苦しめられた。特に、上り坂が苦しくて苦しくてたまらず、途中からは体をよじり、苦痛の表情を浮かべながら走っていた。今までの人生でこんなに肉体的に辛い思いをしたことはあっただろうか、何でお金を払ってこんな苦しい思いをしているのだろう、こんな傾斜のきつい道を設計した人をぶん殴ってやりたい・・・そんな滅茶苦茶なことを考えるほど、肉体的に限界を感じた。坂バカ、クライマーを自称していたが、練習不足で脚力が衰えているの今の自分では、その看板は外した方がいいのかもしれない。ただ、「絶対に上り坂の途中で足を着かない」という意地があったので、苦しみを我慢して、意識が遠くなりかけるのを何とか踏みとどまって、全ての坂を足着きなしで最後まで登りきったし、ゴールまで走り切った。足を着かなかったことと、ゴールタイムを去年より3分縮められたことが、今回の成果だった。それでもやはり、今回の大会は自分にはキツ過ぎた。走っている時は全身がバラバラになってしまうんじゃないかと思ったほどだったし、今も全身が筋肉痛だ。明日は筋肉痛がもっと酷くなることだろう。階段を登れなくなるかもしれない。年内はもうロングライドイベントには参加しないが、来年は今年事故で出場できなかった佐渡ロングライドにリトライしてみるつもりなので、それに備えてもっと日ごろから走り込むようにしなければという危機感を強くしたのだった。
【結果】走行距離 123.2km
走行時間 6：56：16
実走行時間 5：57：55
平均時速 20.6km/h（走行距離／実走行時間）
（※今回の写真は、フォトライフの「GF糸魚川2015」フォルダに保存した。）
（30分）
