支柱

5時35分起床。6時20分に家を出て、6時40分から21時50分まで職場で過ごす。うち、7時から8時の1時間は朝活として読書会を主催、昼休みは体育館でバドミントンをして、20時頃には屋外に出て3年ぶりの皆既月食を観察した。22時20分に帰宅。コンビニで買った夕飯を食べ、風呂に入って現在時刻の23時55分に至る。


これが今日の1日だった。明日は7時過ぎに家を出るだろうから、勤務間インターバルは9時間弱。ちょっと短いんじゃないかなと思う。EUヨーロッパ連合)加盟国では、1993年に制定されたEU労働時間指令によって、「24時間につき最低連続11時間の休息時間」が義務化されているが、日本ではまだそういう制度はやっと議論の俎上にのったばかりだし、インターバルも7時間とか8時間でEUより短い。8時間なんて、寝食の時間だけでみても不十分だ。今日みたいな日が毎日続く、ってことはさすがに今のところはないが、毎日恒常的に残業しているし、課内は誰一人として定時で帰ろうとしない。ノー残業デーの今日であっても、である。今の仕事は本当やる気がわいてこないし、自分はどこかおかしいのではないかと思ってしまうくらいとにかくうまく行かない。キャリア20年超の主任がやっていたポストの後任に、5年目の自分が就いたのだから、まあ同じように出来っこないのは当然と割り切っていたのだが、それにしてもダメダメだ。なおかつ、ルーチンワークではないので、この先の仕事の量や内容も見通せない。だから休みも取りにくいし、メリハリがつけにくい。それが一番精神的に辛い。何をすればいいのか、いつもハテナな状態だ。自律的にバリバリ仕事をして定時に帰るのが理想だが、今は仕事の内容的に上司から指示がないと動けず、振られる仕事が毎回異なるのでなかなか処理速度も上がらない。自分はいったい何の役に立っているのかと、仕事への自信をすっかり失ってしまった。ただ、自分を責めるよりは、うまく出来なくても仕方ないとふてくされることにしているので、うつ病になる心配はない。


こんな自分の、今の心の支えは、若手の会長としての役割をやっていることだ。この立場を利用して職場の若手職員に様々な働きかけを行ない、新しいことを始めたり、その模索をしたりしている。幸いにも、周りからそれなりに信頼してもらえていて、合意形成を図りつつ、自分のやりたいことをやらせてもらえているので、この活動には仕事にない充実感と自己肯定感を得られている。部長を務めている職員バドミントン部も同様だ。これらがなかったら、鬱々とした日々を送ることになっていたかもしれない。いずれも、来年度には代表の座を後任に譲りたいと思っている。ただ、心の支えを失うことになってしまって、自分はそのとき果たして大丈夫なのかという懸念が近頃大きくなってきた。難しい問題だが、今のところは、役職を次年度も続投するのではなく、仕事を上手く回せるように改善することによって、本来の心の柱を回復することを目指したいと思っている。仕事のやり方や自分の労働時間の理想については、一度、上司とも相談しなければならないだろう。

(35分、携帯)