ソラマチ

先週土曜に続いて、今日も日帰りで東京に行ってきた。スタート地点は新宿。そこでゲーセンを物色したあと、昼前に23区在住のH氏と合流。一緒に新宿をぶらぶらしたあと、東京スカイツリー併設の商業施設ソラマチに行き、その中にある「世界のビール博物館」というレストランで1杯1000円以上もするバカ高い価格のビール(おそらく現地価格の3、4倍)を飲んでドイツで過ごした去年の夏に思いを馳せてみた。曇っていたし混んでいたのでスカイツリーには登っていない。間近で見上げたスカイツリーはなんだか「ひょろ長い」という印象。土台の部分の面積が狭いので、ピラミッド型の東京タワーと比べて存在感がないし、とても600m以上もの高さがあるようには感じなかった。塗装が白いために曇り空と同化して見えるのもどうかと思った。修学旅行で来たと思しき中学生が「意外と大したことない」と言っていたのが聞こえたが、自分の感想も同じだ。技術的には素晴らしい建築物であることは百も承知だが、東京の新たなシンボルと呼べるほどの歴史と風格はまだまだ獲得するに至っていない。5年位して観光客が落ち付いたら登ってもいいが、ブームになっているうちはまだ時期尚早である。スカイツリーから錦糸町駅まで歩いて、そこで解散した。



↑去年だかに話題になったビックロに行ってみた。入り口は普通のユニクロだったが、中に進むに連れてビックカメラと融合し始めて、妙な世界に迷い込んだような気がしそうになったが、それは勘違いで実際たいしたことはなかった。単なる異色のコラボというだけで、ここにしかない特別な価値が生まれている訳ではなかったから。USB扇風機コーナーがあったので、風量が強いタイプを選んで、おみやげに1台買った。

スクウェアエニックス本社が入居しているビル。周辺のマンション等に負けず劣らずおしゃれなビルだった。

↑昨年閉店したSHOW CASEに代わり新たにオープンしたARTNIA(アルトニア)に入ってみた。グッズショップとカフェが一緒になった店舗で、フィギュア等が展示されたスペースもある。その空間があまりにもおしゃれ過ぎて野郎二人には似つかわしくなかったので、中をちらっと見回しただけで何も頼まずに引き上げた。

↑今回の最大の目的は、攻殻機動隊の映画を観ることだった。前売り券を買って公開日の今日を楽しみに待っていたのだが、新宿バルト9は施設の外にまで列が出来るほど人がごった返していて、行った時にはもう座席が全て埋まっていて鑑賞することは叶わなかった。2週間限定の公開で上映するシアターもすごく少ないので当然といえば当然のことだ。認識が甘かった。止むなく近くのファミレスで、9月に予定している長崎旅行の打合せをしたが、何の資料もなくネット検索もできなかったので、1時間話して結局日取りと役割分担しか決まらず、全てが仮定と想像に基づくあまりに無謀な計画の立て方にお互い苦笑した。


押上駅で降り、地下から這い上がるとツリーがそびえ立っていた。近すぎると逆にのっぺりして見えてインパクトがない。すらりとしすぎて、スマートすぎて愛着が持てない感じ。



世界のビール博物館の入り口。ビールの缶やビンで作ったタワーが目を引いた。

↑混んでいたが、さほど待たずして中に案内された。これはベルギーのビール。ほかに、アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコのビールが飲める。

↑ドイツのSPATEN(シュパーテン)のミュンヘナービール。500mlで1250円!

↑ドイツのFranziskaner(フランツィスカーナー)のヴァイスビール。300mlで980円!

↑つまみ類も総じて高い。とてもがぶがぶ飲んでばくばく食べられるような場所ではない。イギリス名物のフィッシュアンドチップス(1380円)だけを頼み、上のビールをちびちびと味わって飲んだ。


東京に行くとやたら歩かなくてはならないのでくたびれる。毎度思うことだが、歩数計を持ってくればよかった。明日が日曜日なのが救いである。

(30分+60分)