回線速度

近頃、ブラウザの挙動が目に見えておかしくなってきた。情報の読み込みに異常に時間がかかり、画面がいつまでたっても表示されないのである。PCが過負荷になっているか、回線速度が遅いかのどちらかが原因と思われ、今夜試しに「USENの回線速度測定」で測ってみたら、驚くべき結果が明らかになった。



0.034Mbpsという結果に、思わず我が目を疑った。契約しているコースは30Mbpsなのに、実行速度はその1000分の1しかなかったのである。5回計測してみたところ、平均は0.032Mbpsとなり、正しさが確かめられた。これではとてもブロードバンドとはいえない。ナローバンドの時代にさえも劣る速度である。ブラウザが固まるのも無理のない話で、オンラインFPSなどプレイできそうにもない。今の時間帯、自宅でネットを使う人間は自分以外にいないし、ゲーム機がネット接続している訳でもないので、これがこの家の総力をかき集めた(?)最大速度だとしたら、全く情けない限りだ。何とか速度を向上させなければ、ネットの使い勝手が著しく妨げられてしまう。しかし、最も効果的と思われる回線の増強は、初期費用が数万円がかかるほか、毎月の利用料が高くなるので選択肢に入れることは出来ない。ワイヤレス接続のため無線が何かに干渉されているとか、ルータやモデムに異常が生じているとか、いくつか問題の可能性は考えられるので、試行錯誤して何とか自力で改善を図りたいと思う。


<追記>
上の記事を書いた直後、接続機器を点検してみたところ、モデムが非常に高熱を放っているのに気が付いた。そのため、接地面から少し浮かせて放熱性を高める工夫をしてみたら、急に1.885Mbpsまで速度が向上した。厳密に実験・検証した訳ではないので、因果関係は明らかではないが、とりあえず不満を感じるような速度ではなくなったので安心している。熱処理問題を侮れないのは、原発も一般の機械も同じということのようだ。

(35分)