あれから…

いつの間にか、沖縄に行ってから一年が経ってしまった。写真付きの記事は書かず仕舞のままに。もう少しでアパートから実家への引っ越しや、大学の卒業から丸一年が経過する。


近頃、何かと一年の経過を意識してしまう。あれから、あれから…とばかり思いを馳せてしまう。別に過去に執着し郷愁を抱いているわけではない。変化の少ない日常と、過ぎ行く時間の早さがついそうさせるだけのことだ。大学時代の記憶が刻一刻と風化していくのには、えもいわれぬ寂しさを覚える。


もうすぐ社会人になって丸一年になる。ちっとも成長した気がせず、むしろ自分の小ささを日々痛感させられるばかりであるが、周りはもう新人として見てはくれなくなる。自分を変えないことには、何も事態は好転も進展もしないだろう。「あれから」という考え方を捨て、「これから」に視線を向けること。人生と周囲の環境の有限性や時限性を前提に、未来志向で物事を組み立てていくこと。それが今何よりも大切だ。

(30分)