埋没

今朝は7時02分に出勤した。そして退勤したのは19時57分だった。早出分含め4時間ちょっとサビ残した。無念だった。何とか指示されていた資料2冊を作って上司に渡したが、起案するように言われていた原議書は、終業時刻前に案を見せたら大幅な修正と追加を求められたので、とうとう今日中に起案することは出来なかった。20時前まで粘ったが、到底間に合うものではなかった。この時間になってしまっては、もはや室長以上の決裁は取れないのだから、今日起案しても月曜の朝でも実質的には何も変わらない。どうせ土日センターで出勤するのだから、そのときに作ればいいだろう・・・とは思いつつも、隣りにいる上司が何も言わないので、無言の圧力を感じて何となく仕事をやめられずにいつもより遅くまで残ってしまった。明日の出勤のことを考えるといい加減もう無理だと思って、20時前に退勤。起案していないことを引き留められるかと思ったが、それについては何も言われずただ「お疲れ様でした」という挨拶だけ返された。どうやら思い過ごしだったようだ。長居して損したと思った。


駐車場まで行って、さあ帰ろうかと思ったら、車がこの有り様だった。



25cmくらい積もっていて、すっかり雪に埋もれてしまっていた。ブラシを使って掘り出すのに15分から20分くらいかかった。ブラシはトランクに入っていいたが、トランクを開けられなかったので後部座席のシートを倒してブラシを引き出した。昨日は車のドアを開けたら屋根の雪がどさっと車内に落ちて大変なことになったが、今日は「同じ轍は踏むまい」と思って屋根の雪を落としてからドアを開けた。そのため幸いにも車内はほとんど濡れずに済んだ。


車を掘り起こし、道に引っ張り出してからも大変だった。下手な除雪のせいで路面はガタガタ。4車線道路の中央線の付近には、幅1m、最大高40cmくらいの雪が積もって、朝には無かったはずの「中央分離帯」が出現していた。酷い悪路で、これじゃ帰れないんじゃないかとさえ思ったが、途中から消雪パイプが作動している区間を通ったので、意外にもそれほど時間はかからず家に帰ることができた。家の車庫に車を停めたときには、心底ほっとしたのだった。


明日は今日より早い6時30分に出勤しなければならない。自分の仕事のためではなく、センター試験の準備のためである。家を出るのは、5時30分すぎになるだろうし、逆算すると起床は4時45分くらいになる。だから本当はこんなのを書いている場合ではないのだが、10分で書こうとしたのに書き終わらなかっただから仕方ない。明日は弟も受験することになるが、自分の世話で大変なのでそんなのに構ってはいられないし、正直言って弟がどこの大学に行こうが浪人しようが知ったこっちゃないので、もともと心配などもしていない。家の中も全然普段と変わった様子はない。自分が受験した時は初めてだったから、もっとそわそわした空気が漂っていた気がするのだが、やはり次男となると家族もそんなに神経質にならなくなるものなのだろうか。自分がセンターを受けた時の日記でも読んで当時の様子を振り返ってみたいところだが、今日明日は無理である。お楽しみは明後日の夜まで取っておくとしよう。

(40分)