やっぱり

たった9時間ほどでしかないが、やっぱり職場で過ごし仕事をするとくたびれる。夕飯を食べて1時間もすると、眠くて眠くて、もう一目散に寝ることだけが至極の喜びみたいな状態になってしまう。今は無理してこんなのを書いているが、さっきまで風呂場でうとうとしていた。ユニコーンの曲じゃないが、「風呂に入って寝るだけ」みたいな感じで平日は過ぎてしまう。まあ仕方ないのかな。それでも体力や忍耐力を要求される仕事ではないし、職場では残業(自分のところでは「超勤」(超過勤務)という)は基本的に「するな」っていう方針になっている(特に毎週水曜は「ノー残業デー」とされている)からまだ全然条件はゆるいほうなのだろう。帰ってきた後も辛うじて、日経新聞を読む程度の気力は残っている。車通勤だから、寝不足で事故を起こしたりしたら大変だ。何も出来ないことには多少不満でも、十分な睡眠を確保することが何より重要だろう。


今の自分の三大苦手要素。それは、挨拶、電話、雑談である。全部職場においてのことだ。特に挨拶。同じ職員同士、すれ違ったり目が合ったりしたら当然挨拶すべきなんだが、つい腰が引けて会釈で済まそうとしてしまう。そうすると相手のほうから挨拶されて、すぐに「おはようございます」みたいに返すといった調子だ。挨拶するにしても、どうしても音量が足りていないような気が拭えない。学生時代にも、アパートの近隣住民にはほとんど挨拶をしなかったような無礼な若者だったので、なかなかねぇ、モードを切り換えることが出来ないのである。電話と雑談が苦手というのはそのまんま。今日は初めてこちらから電話をかけた。内線と外線各1回。外線を掛けた先は留守だった。どっちも、番号をプッシュするまでしばらくためらい、何度も台詞を頭で暗唱してしまった。知らない人に電話を掛けるのはどうしても苦手である。雑談も、昼休みにデスクで弁当を食べているときなどに、向かいの席の先輩などに話しかけられずただ黙々と食べたりする感じでどうにもうまく出来ない。ビジネスは雑談8割要件2割というらしいが、これはビジネスじゃないけどやっぱり円滑なコミュニケーションをとるためには普段から親睦を深めておくことが欠かせないのではと思うので、部署の新参者かつ一番下っ端の者として、それをいつも気にかけている。・・・とかね。今のところ、考えていることはそんな感じ。


通勤路に信号が22基もあるので、何基の赤信号に引っかかるかで随分時間も変わってしまう。明日は今日よりも早く出られるよう、朝の支度にかかる時間を短縮する工夫と努力をして行きたいと思う。

(30分)