マクロスとウィキ地獄

マクロスシリーズの第一作、「超時空要塞マクロス」というアニメ作品を見始めた。


昨年「マクロスF」の挿入歌「星間飛行」がネット上で流行ったことから何となく「マクロスってどんなだろう?」と思うようになり、ゼミの教授も知っているようだったので興味を持ったのがきっかけだった。


1982年の作品だけあって、作画には少し「うーん・・・」と思ってしまう部分もあったが、見慣れたガンダムとは違う世界観やメカ描写、実写のED映像が自分の目には斬新に映った。何よりガンダムと違うと感じたのは、ストーリーのノリが軽い感じであることだった。


今日は第4話まで100分ほど続けて見たのだが、「宇宙船完全に大破してるし!こんなの修復できねえだろ!」とか「宇宙船内のパイプ勝手に切断すんなよ!」とか「全長10mの巨大異星人が乗ってるにしては歩行兵器小さすぎだろ!」とか、1人で作品の本質とは無関係などうでもいい些細な部分にツッコミを入れつつ楽しく見させてもらった。


なんだかんだいって面白かったし、全36話とそこまで長くはないのでさくっと見てしまいたいと思う。


それを見た後は、ウィキペディアマクロスについての知識を深めた(というか1から知った)のだが、ついつい色んなことが気になってしまい、今まで読んだものの確認も含めて、様々な項目を読みまくってしまった。


例としては・・・
宇宙戦艦ヤマト
○ワープ
軌道エレベーター
グラファイト
○シカゴ・パイル1号
コリオリの力
ジャイロスコープ
○手ぶれ補正機構
エッフェル塔
ラグランジュ
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
○反地球
○と学会
○メガフロート
○氷山空母
○計画のみに終わった兵器
○オカマ爆弾
○イグノーベル賞
○機雷
伊号第三〇潜水艦
などなど・・・


気が付いたら1時間半も読んでいた。昔から辞書を読み始めると止まらなくなる癖があったが、ウィキぺディアでも2、3ヶ月に1度くらいの頻度で同じことが起こる。後者のほうが幅広いことが詳細に載っている分、止め時が見つからずタチが悪い。この現象を自分は「ウィキ地獄」と読んでいる。


今回読んだ項目の中で多かったのは、物理学・天文学に関するものと、軍事に関するもの。どちらもSFを楽しむ上で、ある程度前提して必要となる知識だ。特にラグランジュ点(ポイント)という用語は、ガンダムのほか先週見終えたプラネテスにも出てきたSFには頻出の要素である。


両分野をもっと勉強したい、きちんとした知識を身につけたいと改めて思った。知識欲旺盛な性格なので、大学という職場は自分にとってはまたとないふさわしい場所だと言える。勉強する習慣を一生モノにすることが、自分の人生を豊かにする一つの重要なファクターであることは間違いない。

(45分)