マイナポイント第2弾

6月30日から「マイナポイント事業第2弾」が始まった。自分が持っているマイナンバーカードについて、健康保険証としての利用申し込みをすると7500円分、公金受取口座の登録をすると7500円分が、それぞれ自分で選んだ決済サービス等のポイントとして国から付与されるというものだ。

 

mynumbercard.point.soumu.go.j

 

自分はこの第2弾の開始を今か今かと待ちかねていたので、事業がスタートしてから最初の土日に家族3人全員分の申し込みを済ませ、一家で15,000円×3=45,000円分をPayPay等のポイント(残高)としてゲットした。最初こそ、やり方に少し戸惑ったものの、2回目以降は1件5分とかからずパパっと完了。今回もPCにICカードリーダを接続してマイナカードを認証したが、相変わらずスムーズでストレスフリーだった。


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今回、自分のマイナポータルにも初めてアクセスしたが、早速医療機関受診データが連携され、過去の薬の処方情報等を閲覧することができた。ポータル画面を見ると、ほかにも年金記録を閲覧する機能もあるようだし、情報連携の透明性を担保するカギでもある行政機関が自分の情報を利用した履歴を確認できる機能も実装されたようだ。すでにコンビニでの住民票発行等でマイナカードの便利さは実感しているところだが、今後様々な機能を追加してどんどん実用性を高め、手続きのために役所に行く必要がなくなっていくことを期待したい。

 

それにしても、マイナカード取得という一番おっくうで手間のかかる重要な作業のポイントが5000円分で、それに比べれば遥かに手間の少なく必須とも言えない2つの作業に計15000円分も大盤振る舞いするというのは、インセンティブとしては何だかちぐはぐな気がしないでもない。マイナカードの普及率は6月末時点で45.3%と未だに国民の半分にも達していないし、行政手続きの効率化と透明化というメリットもきちんと理解されているとは言い難い状況だ。日本社会のデジタル化を進めるには、まだまだ険しく長い道のりが続きそうである。

 

(25分)