メモ:Windows 10のアップデートでメモ帳の文字コード既定値がUTF-8になっていた件

150個もの大量のファイルを、連番や日づけ付きの別のファイル名にリネームする。昨日の仕事中にそういう処理をしようとして、rename(ren)コマンドを使った「バッチファイル」を作成した。自分が以前からエクセルで自作しているもので、実行すると大量のファイルを一瞬で自動的にリネームすることができる。その光景を見ていると実に爽快な気分になる。こういうバッチファイルや、エクセルの関数など、単純作業を「アルゴリズム」で自動化するプログラムが、自分は結構好きで、仕事中に思いついては自作することがしばしばある。こうしたツールは、これまで業務の効率化に大きく役立ってきた非常に心強い存在なのである。

 

しかし、昨日作ったバッチファイルは、前年度にも動作検証済みにもかかわらず、なぜか作動しなかった。15分やっても解決しないので、一旦中断し、データをGoogleドライブ経由で家に持ち帰った。そして深夜にさらにあれこれいじってみるも、相変わらずうまくいかない。そうして色んな可能性を考えて試行錯誤した結果、最終的に以下の記事にたどり着き、記載された情報を反映してみた結果、一気に問題が解決した。

 

xtech.nikkei.com

 

過去1年の間に適用されたWindows 10のアップデートで、標準テキストエディタ「メモ帳」の文字コード既定値が従来の「Shift-JIS」からUTF-8」に変更されていたために、自分がメモ帳で書いたプログラムが保存時に文字化けしてしまっていたことが動作不良の原因だったのである。メモ帳で、Shift-JISに相当する「ANSI」という文字コードを選んで、再度保存してみたところ、バッチファイルが正しく動作し、無事に全ファイルのリネームが完了した。自力でこの記事にたどり着き、問題を解決できたことがうれしかったし、深夜に1時間も四苦八苦した甲斐があったと、胸がすく思いがした。

 

この情報を知らずに悪戦苦闘している人、また自分が将来同じことでまた引っかかってしまったときの備忘のために、ここに以上の情報をメモしておくことにする。

 

(25分)