年度末、来たる

「1 月は行く、2 月は逃げる、3月は去る」という言葉がある。年明けから年度末にかけての慌ただしさ、時間の短さを言ったものだ。今気づいたが、それぞれ月と動詞の頭の音で韻を踏んでいる。それを知ってしまえば、割と覚えやすい言葉である。

 

そして今日から3月になった。例年、業務が非常に集中して、絶望的で破滅的な状況が常態化する時期である。今もそのことが頭をよぎって、朝起きた直後だというのに早速憂鬱な気分になり、いてもたってもいられずに記事をしたためてしまった。どうすればいいんだと山積する課題に頭を抱えつつ、でも何だかんだで年度内に押し込み、曲がりなりにも片を付けて、これまで乗り切ってきたのも事実である。年度末には見えないところで、きっと不思議なメカニズムが働いているのだ。

 

周りの人の力も借りながら、今年も何とか年度末というラスボスをやっつけて、肩の荷を軽くして新年度4月を迎えたいものだ。そのために、風邪や病気にならないよう、心身を、特にメンタルを丈夫に、健全に保って過ごすことを常に心がけたいと思う。

 

(20分)