とある自損の大修理

今日は、気持ちがすごく凹んだ。原因は、実家の近所を走っていたときに、自損事故を起こして、車を派手に痛めてしまったこと。事故の瞬間のことはよく覚えていないが、あっ、と思ったときには左ドアミラーがなくなっていて、車を降りてみたら、車体の左側面の塗装がえぐられるように筋状に深く削れて、見るも無残な状態を晒していた。これだけでも十分すぎるほどショックだったが、追い討ちをかけたのは、ディーラーに持ち込んで伝えられた衝撃の事実だった。何と左フロントドアの内部の金属が割れていて、ドアごと交換しなくてはいけないというのだ。これには言葉を失うほかなかった。しかも修理完了までは最大2週間かかるのに代車の空きがなく、費用はアパートの家賃2ヶ月分相当もかかるという。今までにも、自損や追突のもらい事故で何度も修理されているアクセラに、再び降りかかった不運。外装破損に伴う修理を数えてみたら、なんと7年で5回目だった。自分の不注意が招いた大損害に、半ば呆然としつつ、悔やんだ。ただ、助手席にいた妻に怪我もなく、歩行者もいなかったことは不幸中の幸いだった。


この事態が招いた精神的、時間的、金銭的被害は非常に高くついた。車のこと、車を運転することがつくづく嫌になったし、怖くなって、運転したくないと思った。元々、自動車は危険だが必要悪だと思って使ってきたが、やはり乗るべきではないという思いを新たにした。


危険で不毛なことが繰り返される自動車社会から、いかにして卒業すればよいか。車を使わずに生活することがどこまで可能なものか…。これから考え、実践していくつもりだ。車のない2週間のうちにジテツウを増やして、定着させていきたい。

(40分、携帯)