財布

9月から、新しい財布を使い始めた。「小さい財布 abrAsus ダンボーVer.」という財布である。名前のとおりすごく小さい。カードサイズほどしかなく、機能も容量も最低限しかない。小銭入れも小さく、カードはたった4枚しか入らない。でも、「よつばと!」とコラボした「ダンボー」のデザインの財布というところに一目ぼれして買ってしまった。約14,000円したが、ほぼ即決だった。今まで書いたことがなかったが、自分は「よつばと!」が大好きで、あのマンガのほのぼのした世界観に浸るのが何よりの癒しになっている。また、ゲーセンでせっせと集めたダンボーグッズも複数持っている。






↑上は今まで使っていた財布。





この財布を使い始めたのはこの9月からだが、買ったのは昨年12月である。当時から、「ボロい財布を早く買い替えないと」と思って、よい財布がないかと探していたところネットで見つけたのがこの財布だった。ネットで注文して入手し、すぐ使おうとしたものの、あまりの小ささに、財布に入れたいものが全然収納できず、一度は使うことを断念して箱の中に戻してしまった。その後、2006年5月から使っていた財布(靴屋で4,000円で購入)がとうとう壊れてしまった(カードポケットが破けた)ため、引き出しの中に眠っていたこの財布に再びスポットが当たることになったのである。今までの財布は2つ折りで、カードが10枚以上に、名刺に、カットバンも入るほどの、かなりの容量があった。しかし、色々なものを詰め込み過ぎて、いつもパンパンに膨れていた。自分はズボンのポケットに財布を入れる主義なので、これでは何ともみっともなかったのだが、「財布には必要なものが全部入ってなければいけない」という固定観念があったため、多くのカードを常に持ち歩いていた。これがダンボー財布に移行する上での最大のネックになっていた。そこで、今回はこの課題に対処するため「カードケースを別途用意する」という方法を採った。今まで一つの財布に入っていたものを、財布とカードケースの2つに分けて携帯することにしたのである。これによって、「小さい財布」のカード容量不足問題が解決したため、晴れて自分の正式な財布としての地位を獲得するに至ったのだった。




使い始めて2ヶ月ほどになるが、スーパーで買い物をしたり、自販機で飲み物を買うような普段使いでは、「小さい財布」で十分事足りている。カードが必要な時は、バッグからカードケースを取り出せばよいだけなのでさほど不便はない。スーツの上着やズボンのポケットに入れても、財布によって膨らむことがなく、全く目立たないところが気に入っている。革製品なのでメンテナンスの手間がかかるものの、その手間も含めて愛着がわくのは、やはり「ダンボー」だからだろう。いい買い物をしたものだと、今は満足している。これから末長く大事に使っていきたい。

(35分)