労働時間(2015年2月)

「一体自分はどれだけの時間を職場で過ごしているのだろう」と気になったので、今年の2月の労働時間を集計して、以下の図のようにグラフ化してみた。また、比較用に前年同月のグラフも用意した。これは、自分が作った「出退勤時刻管理表」というエクセルのファイルの機能によって描写したもので、グラフを作成したい年月を入力するだけで、VLOOKUP関数がデータベースから出勤時刻と退勤時刻の情報を引っ張ってきて、それを元にセル上に自動的に棒グラフが描かれるという仕組みになっている。データベースは、毎月更新していて、2012年1月以降の全ての出勤日の情報が整備されている。我ながらよくこんな細かい情報を作成、管理しているものだと思う。




※出勤時刻=最初に事務室に入った時刻、退勤時刻=仕事を終了した時刻。


さて、前年同月と比べると、今年の2月の労働時間の増加は顕著である。1日当たりの平均労働時間は、8時間41分→12時間45分に約4時間も増えている。定時(17時15分)以降の超過勤務時間は、78時間53分。危ないラインの一歩手前である。慢性的に労働時間が長いと時間感覚がマヒしてきて、21時、22時まで職場にいても、特段何も感じなくなってくる(23時になると、さすがにこれは翌日ヤバいなと考えるようになる)。ここまで来ると、前年度の超勤が少なさが、むしろおかしいのではないかと錯覚してしまいそうになる。ちなみに、今週の月〜金曜日の5日間の労働時間は、68時間55分。正規の勤務時間(38時間45分)より、実に30時間も多い。始業開始前の雑務も含めれば、定刻どおりに出退勤した場合のほぼ倍の時間働いていることになる。数字を見て、「このままじゃもたない」という思いを改めて強くした。こんなことを続けていたら、将来が描けないし、自分もいつかぶっこわれてしまう。実際、気分の浮き沈みの幅がかなり大きくなっているのを実感している。自分の課のほかの人たちも含めて、健康上のリスクが非常に高まっているのは間違いない。これと合わせて分析するため、睡眠時間のグラフも以下のとおり作ってみた。




非常に波が激しく不安定で、かつ慢性的に睡眠が不足していることが見て取れる。睡眠不足は、日中のコンディションに顕著に影響する。近頃の頭の稼働率は、いいときでも50%くらい。稼働率が下がると、何か話そうと思っても言葉が出てくるまでに非常に時間がかかるようになり、「えーっと」と言ったまま固まってしまうことになる。プレステ並に「ロード時間」が長くなってしまう。そして何より、日中の眠気が酷くなる。こんな状態で、仕事の効率など上がる訳もない。上司にきちんと相談して、仕事のやり方を変えないといけないだろう。自分の時間をお金に変えるだけで、ほかには何も残らないような仕事人生なんて、空しいだけだ。

(90分、3/7)