仕事納め2012

今朝は昨日に比べると寒さが和らいでいた。昨日の朝は、気温が−5℃まで下がり、道路はツルツルに凍っていて、信号待ちや踏切で発進しようとしてアクセルを踏み込んだらタイヤが空転することが何度かあったほどだった。それを思えば、気温1℃なんでずい分気が楽なものだったが、路面が露出していても日陰だけは凍っているところが結構あったので、車の運転はなお十分神経をとがらせるように気をつけた。もうずいぶん前から、通勤時には長靴を履くのが習慣になっている。滑り止め付きの革靴もあるが、何だかんだ言ってやっぱり長靴が最強だ。ただ、飲み会の日にうっかり長靴を履いて行ってしまうと、飲み屋の下駄箱に入らなくて困ったりすることはある。ダサいとかそういうことは社会人なので気にしない。自分の職場は今日が仕事納めだった。課長などはすでに昨日から休暇を取っていて不在だったし、学生も数日前から冬休みに入っていたので、今日は少し気の抜けたような雰囲気が漂っており、定時を過ぎるとみな「よいお年を」を合言葉にそそくさと帰って行った。自分もご多分にもれず、18時過ぎには退散したが、帰宅後は夕飯を慌ただしくかきこむとまたすぐに出掛けた。夜は消防の夜警があったからだ。定例の夜警は毎月1日と15日なのだが、年末年始の特別警戒期間ということで、今週から来週にかけ2班で交代交代で行われることになっている。今夜は19時から21時半まであった。車で集落内を周回した後は、ポンプ小屋でひたすら飲み会。人数が4、5人と少なかったことと、少し多めに酒が入ったことからか、自分も話題に積極的にかかわり、押し黙った普段とは打って変わって、饒舌になっていた。話題も、今度の新年会の店に始まり、その後スキーやゲームなど自分の得意な分野がメインで取り上げられたことから、FF4で月に行くための移動手段は魔導船だとか、魔界村の主人公はダメージを受けるとパンツ一丁になるだとか、自分の持っている知識を「そうそう」とうなずいてもらえる場面が結構があって、なかなか楽しかった。10歳以上も年の離れた世代の人たちが相手だったので、グラディウスだのロードランナーだのカラテカだの高橋名人の冒険島だのと言われても、まあ大半の話は分からなかったのだが、それでも車やバイクの話に比べれば、自分がまだ参画できる分野だったのでよかった。この前の若手忘年会で幹事に徹するあまり、十分に人と離せなかった鬱憤がようやく晴れたような気がしてすっきりしたし、消防団の面々にも、自分がそんなにネクラで無趣味な輩ではないのだということを分かってもらえたのではないかと思う。そんな感じで、今の気分はまだ割とハイな状態だが、明日も朝からスキーに行くつもりなので、ここら辺で切り上げてさっさと寝ようと思う。1月4日が急きょ休業日になったことで、明日から就職後史上初の9連休が始まるのだが、まあどうせあれよあれよという間に終わってしまうだろうから、あまり過大な期待はせず、ちょっと普段出来ないことも出来たら万々歳、というくらいのスタンスで今までの積み残しを少しでも片付けられるといいなと思っている。ただくれぐても寝正月にならないように、それだけは重々気をつけたい。

(30分)