流れ星

今夜は帰宅後、ふたご座流星群が夜空に流れるのを観察した。気温1℃の厳しい寒さの中、家の前で東の空を見上げて突っ立ち、20時から15分ほど眺めていた間に3個を確認。新月なので見やすいとはいえ弱い光なので周辺視野で捉えるのがコツだ。流れる度に年甲斐もなく「見えたー!!」と声を上げてはご近所に恥をさらした。願い事をしようしようと考えながら待つのだけれど、いざ流れると興奮してそんなことなど忘れてしまう。困ったものである。だいたい0.5秒で消えてしまうものに瞬間的に反応出来るほど反射神経はよくないのだから、3回願い事を唱えるなんてどだい無理な話なのだ。まあそんなことは宇宙の大きさに比べればどうでもいいことだ。日常の喧騒から距離を置いて、たまにはこういうことをするのもいいものだ。ふと夜空を見上げて、「上弦の月だな」なんて呟くくらいの余裕を常に持ちたいなぁとつくづく思う。

(20分、携帯)