先週の金曜、今週の月火と、土日を挟む形で3日間の夏季休暇を使い、今日まで5連休だった。土〜月の3日間は、友人と二人で中国地方をレンタカーで一周する2泊3日の旅行に出かけた。山陽はともかく、山陰で2日間使ったのだから、相当マニアックな趣味だと思われても仕方ない。岡山の後楽園、鳥取の大砂丘と鬼太郎ロード、島根の出雲大社と石見銀山（近くに行っただけ）、山口の萩と秋吉台、広島の厳島神社を観光した。一人でずっと運転し続けるのは思っていた以上に過酷で、旅行に行ってリフレッシュするつもりが逆に極度に疲弊してしまい、ぐったりして帰宅することになった。そのくせ、とてもこんな短期間で巡れるような範囲ではなかったため、「もっとじっくり見たい」と思いつつも時間の都合で先へ先へと進むことばかりで、つまみ食いで消化不良というより、主だったスポットさえきちんと回れず、「食い散らかしてきた」という表現がしっくりくる感じだった。とはいえ、気の置けない友人との旅は楽しかったし、なかなか行けないようなところに行って来られたこと自体が自分にとっては価値のあることだったので、行ってきてよかったと思っている。何年後になるか分からないが、いつか必ず再訪したい・・・そんな思いを強く抱いているところである。
そういうわけで、夏季休暇最終日の今日は、旅の疲れを癒すために費やすことになった。基本的には、家で休んだり、DVDを見たりして過ごした。ただ午後に、2時間ほど外出して、郵便を出したり買い物をしたりした。その時に、気温の涼しさと、空の色を見て、しみじみと秋の訪れを実感した。秋は、台風さえ来なければ、本当に過ごしやすい季節だと思う。ジテツウにも打ってつけの時期だ。「○○の秋」という言葉がよく使われるが、年末が近づき、今年も終わりつつあることと加齢を意識させられることから、今回自分としてはあらゆる意味で「行動と決断の秋」にしたいと思っている。それを看板倒れにしないために、仕事と生活の時間配分と質の適正化を怠らず、戦略的な観点からのワークライフバランスの実現を図っていきたい。
（25分）
