軽装2012

世の中に1日遅れてしまったが、自分も今日からクールビズの軽装を始めた。まだ学内で通知が出ていなかったことから、出勤時はネクタイを着けていった。だが、すぐに他の職員がノータイであることに気付き、実質的にはスタートしているのだと分かったため、始業時間のチャイムが鳴る前に外し、以降丸1日長袖シャツとスラックスのスタイルで過ごした。シャツは常に腕まくりをし、第一ボタンを外した状態。これでないと、汗がじとりと出てくるほど、今日は気温が高かった。上越市で29.9度を観測した昨日よりは気温が低いはずだったのだが、それでも屋内は暑かった。連休中に、クールビズ用の長袖シャツと半そでシャツを、それぞれ2着くらいずつ購入するとしよう。


連休といえば、今年は5月1、2日を休めば9連休になるということで、自分の課でもどちらかの日に年休を取る人が多かった。だが、自分は暦どおりに休み、例年同様に年休は使わなかった。実家暮らしであるため、連休を利用して帰省するわけではないし、どこかに出かける予定もないことから、あえて連休を長引かせる意味がないと思ったのだった。消防のときなどに他の業種の人たちと話すと、土日祝日が必ず休みということだけですごく恵まれているのだということに気付かされる。その上にさらに年休まで使ったら、ちょっと休み過ぎというものだ。休みボケしてしまう。だから今年度は、急病や事故等があったとき以外は基本的に年休を使わないことにした。そして、それと同時に、定時退勤を徹底することも目指すつもりだ。自分にとっては休みを増やすことよりも、就業時間を平準化し、決まった生活リズムを構築・継続することのほうがずっと価値のあることに思えるのである。もちろん、年休(有給休暇)の取得は労働者の権利だから、原則的にいつでも自由に使っていいものだし、使わないまま年を越して繰り越せない分が消えてしまうのはもったいないことだとは思う。しかし、使わないのもまた自由である。年休に関連して、自分が一番よくないと思うことは、年休を使った前後の日に超勤を入れる(または増やす)ことである。年休の取得によって減った労働時間を超勤で補うこうした行為は、実質的に「年休の換金」に等しい。倫理的にはともかく、人件費的には非常に問題がある。人件費の抑制策に取り組んでいる立場上、少なくとも自分はこうしたことはしたくないし、ここ1カ月ほど超勤が嫌で嫌で仕方なかったので、原点回帰で初心に帰り、後輩に範を示す意味でもさっさと帰る姿勢を徹底したいと思ったのである。仕事の効率化で、定時退勤をこれから促進・定着させて行きたいものだ。

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