シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

今日は午後から半休を取り、3、4年ぶりに映画館へと向かった。目的は、3月8日から公開された映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を鑑賞することだった。 多忙と混迷を極める年度末の業務から無理矢理エスケープしてまで、平日の真っ昼間に観に行った理…

あの日から

2011年3月11日の東日本大震災の発生から丸10年の節目を迎えた。地震、津波そして原発事故と、大規模かつ複合的な災害が次々に起こり、自分の世界観が一気に塗り替えられるほどの衝撃を受けた出来事だった。あの日の14時46分を境に何もかもが変わったといって…

子どもの体験

夜明けとともに雲ひとつない晴天が広がった2月最終日にして日曜日の今朝、自分は前日から考えていたある作戦を実行した。それは、子どもを早朝のうちに屋外に連れ出し、「しみわたり」を体験させることだった。 しみわたり(凍み渡り)とは、この辺りの方言…

イクシゴ論(5)「育児のコアタイムと深夜在宅ワーク問題」

年度末が近づくにつれ、契約の仕事は日一日と切迫度を増すばかり。予算執行期限の駆け込みで日常業務の発注作業も増えるし、それに比例して支払いの伝票処理も増える。次年度に向けた契約更新手続きなどの重たい仕事も山積だ。それに加えて、間の悪いことに…

金曜の夜

金曜の夜は、1週間で唯一、自分の時間を作るために夜更かしをする。妻が就寝する23時頃がそのスタートだ。 この時間に、特に何かすると決めている訳ではない。むしろ、何もしないことのほうが多い。頭をある意味で空っぽにして、何となくダラダラと過ごすだ…

雪国レポート:2021/1/8-14

「顕著な大雪に関する気象情報」が発表される中、1月8日㈮から市内に降り始めた雪は、猛烈なスピードで積もっていき、またたく間に辺り一面を覆い尽くして景色を一変させた。帰宅の時間帯を直撃したことから、夕方から道路の渋滞、通行困難等の交通障害が発…

メメント・モリ(取捨選択 その6)

多くの人が予想だにしなかった困難に見舞われた2020年だったが、自分にとっては命を蝕む非常なストレスと日常的に戦い続けた1年だった。そしてそれは例年通りの1年ということでもあり、1年前に残り10年と宣言した自分の寿命は延びることなく、残り9年にカウ…

待てば海路の日和あり

仕事と家事育児にただただ追われる毎日。子供と妻が寝たあと、23時頃になってようやくひとりの時間が訪れて一息つくものの、疲れ果ててコタツに入ったまま寝落ちするのがもはやデファクトスタンダードになった感がある。夜中に目が覚めてようやくベッドに入…

初雪2020-2021

昨日から今朝にかけて、市内の平地で今冬初の積雪があった。雪は今日の日中もしんしんと降り続け、積雪は午後には20〜30cmに達した。早くも極端な少雪(というよりほぼ無雪)だった昨冬の最高積雪を超えたと、地元民がヘビーユースするネットニュースサイト…

手荒れvs手指消毒

肌が弱い自分は、子供の頃から冬場の手荒れに悩まされてきた。乾燥で指の関節部分がぱっくり割れて、いつの間にか出血してしまうのである。ささくれが裂けて皮がむけてヒリヒリするのも日常茶飯事だった。それがこの2、3年、家事育児に勤しむようになってか…

ほぼ日手帳2021

気がつけば今年もあと1ヶ月ほど。そう思って先日ネットで慌てて注文したのが、来年の「ほぼ日手帳」。今年はカバーを買わないつもりだったので、手帳本体のみロフトで買おうと思ってのんびり構えていた。だが、たまたまなのか、在庫切れなのか、先々週に店舗…

無念

2020年はまだ2ヶ月残っているが、自分の中の「今年の最もがっかりしたニュース」はすでにこれに決定している。 https://www.japannetbank.co.jp/company/news2020/200731.html 2021年4月5日付けで、ジャパンネット銀行がPayPay銀行に商号変更するというニュ…

続・卒アル

2018年1月に宣言したアルコールからの卒業、すなわち「卒アル」は、順調に定着してきている。飲酒した日に手帳にメモすることにしている「D」=drinkの記号を拾ってみると、2018年が56回、2019年が28回と1年で半減し、2020年に至っては11月8日時点で7回と激…

老化の波

子供の目覚ましい成長ぶりには、日々驚かされるばかりだ。食事のときの箸の使い方も、家の階段の上り下りも、三輪車の漕ぎ方も、特に教えたこともないのに気付いたら自力で身に着けてしまっていた。食器棚の扉を開けられないように取り付けたベルトタイプの…

FB2007/4:ヨッシーアイランド 完全クリア

2007年 4月 24日 (火) 昨年の5月に購入したGBAのスーパーマリオアドバンス3。 ここに収録されたヨッシーアイランドは元々スーファミのゲームであり、それは僕がスーファミを買ってもらって2番目に手にしたソフトだった。 小4のころだったか、自分と親とで…

国勢調査2020

先日、帰宅したら郵便受けに国勢調査の調査用紙が投函されていた。いよいよ来たかと思って、すぐにスマホでウェブ回答。家族3人分の回答はわずか15分ほどで完了し、あまりにあっさりした中身に拍子抜けしてしまった。 今回は結婚して世帯主となってから初め…

寝落ちは打首獄門

誤解を恐れずにあえて極論すれば、家の外はこの世、家の中はあの世である。なぜなら、社会通念上の一般的な感覚や情状酌量が一切適用されない超法規的な断罪が行われる地獄が家の中には待ち受けており、時として死よりも重く苦しいほどの残酷な刑罰を課され…

感傷の秋

どうしてなのか、自然というのは不思議なもので、しかし実によくできている。この10日ほどの間に、季節は一気に夏から秋へと進んだようだ。 9月12日には市内で最高気温34.4度を観測し、猛暑日近い日中の暑さと夜の寝苦しさに、エアコンの冷房が欠かせない日…

マイナポイント

9月1日から総務省の「マイナポイント事業」が始まった。本事業に登録されたキャッシュレス決済とマイナンバーカードを紐付けて、実際にお金のチャージや決済(支払い)をすると、決済額の25%分(上限5,000円分)のマイナポイントが付与されるというものだ。…

メモ:Windows 10のアップデートでメモ帳の文字コード既定値がUTF-8になっていた件

150個もの大量のファイルを、連番や日づけ付きの別のファイル名にリネームする。昨日の仕事中にそういう処理をしようとして、rename(ren)コマンドを使った「バッチファイル」を作成した。自分が以前からエクセルで自作しているもので、実行すると大量のフ…

イクシゴ論(4)「「仕事と育児の両立」は、もう古い」

少子化対策、働き方改革における課題として、「仕事と育児(家庭)の両立」というのは、社会的によく議論になるテーマだ。これはこれで確かに多くの人に共通する問題ではあるのだが、自分自身の実感として、このテーマは「労働時間」という物理的な問題に集…

アクセラ、去る

2010年3月から使用してきた自家用車、マツダ アクセラスポーツ(1500CC)を、買い換えに伴い6月下旬に手放した。 買い換えた理由は、「車体の老朽化」と、「新たなニーズへの対応」の2点による。前者は、10年間の使用であちこちガタが出てきていて、修繕費…

ヤマナシ・クエスト 若者のすべて

「ヤマナシ・クエスト 若者のすべて~フジファブリック志村正彦がのこしたもの~」という番組を見た。元々は昨年12月にNHKの山梨県内のローカル番組として放送された番組で、その後ファンからの強い要望もあって1月24日にNHK・BS1で全国放送されたものを、自…

本屋、閉店

本屋が、また一つ姿を消した。7月12日に閉店した文教堂書店の某店舗は、小学生のころからかれこれ20年以上も利用してきた、自分にとって一番身近な本屋だった。中学時代は参考書や問題集、マンガを買うのに利用したし、高校時代はよく学校帰りに回り道して立…

平和は自由より重い

以前の記事でも書いたとおり、フルタイム育児の休日には、少しでも自分の時間を作ろうと、スキマ時間を活用しようとしたり、ほかのことと並行して「ながら」でできることを模索したりしている。ただ、こうした努力をするには、自分自身の心に十分な「前向き…

懸賞

懸賞には滅多に応募しないし、それゆえ当然当選することもほとんどないのだが、この週末にはたまたま2つの懸賞の当選品がほぼ同じタイミングで届くという珍事が起きた。 大正製薬のリアップのキャンペーンで当たった市販価格1500円のシャンプーと、日本経済…

古きをたずねて

同じものに対して、昔と今とで全く別の感じ方をするというのは、よくあることだ。例えば大学生時代、「ウェブはバカと暇人のもの」という新書のタイトルを目にして、中身も読まずに「そんなことはない!」とかなり憤慨したものだ。当時の自分は完全なネット…

ポンチ絵(プレゼン資料)作成時の工夫

業務で「ポンチ絵」(大学・行政で使われる業界用語で、一般にいう「プレゼン資料」「概念図」のこと)の作成を求められたときに、自分が工夫していることを以下にまとめてみました。 (1)概念図の動きが下から上、左から右に流れるように配置する「下から…

在宅勤務について考える

(※本記事は2020/4/25時点で作成したものです。) 勤務時間として正式に認められた在宅勤務としては、私自身はまだ実施していません。ただ、これまで自主的な休日出勤や、非公式な持ち帰り残業を長年に渡り重ねてきた経験を基に、在宅勤務に対する考え方や、…

気分を味わう

本当の旅の発見は新しい風景をみることではなく、新しい目をもつことにある。 -マルセル・プルースト(小説家) 相も変わらず、仕事はノー残業であるがゆえに切羽詰まっていて、常に頭から離れてくれず、家ではずっと家事育児に追われていて、年中無休のめ…